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小島秀夫がハリウッドとタッグ!新作ホラー「P.T.」で切り開く未来とは?(1/2)

小島秀夫がハリウッドとタッグ!新作ホラー「P.T.」で切り開く未来とは?
これまでにない試みに挑戦した小島秀夫監督

 大ヒットゲーム「メタルギア ソリッド」(KONAMI)の小島秀夫監督が、突如として世に放った謎のホラーゲーム「P.T.」(PlayStation Storeで無料配信中)。一人称視点でループする廊下を探索するというシンプルな内容ながら、近年のゲームの常識を覆す難易度の高さと巧みな演出で世界中のプレイヤーを恐怖のドン底にたたき落とした。

 その正体は、伝説的ホラーゲーム「サイレントヒル」シリーズ最新作「SILENT HILLS」のプレイアブル・ティザー。映画『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロが監督に名を連ね、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスの出演が明らかになると、ゲームだけでなく映画ファンをも熱狂の渦に巻き込んだ。ハリウッドのトップクリエイターとのコラボにより、小島監督が切り開こうとしている未来とは。

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 当初は誰が作ったかもわからない、謎のゲームとして配信された「P.T.」。小島監督は「僕は映画ファンなので、アルフレッド・ヒッチコック監督が撮ったホラーといわれると、もう怖くないんです。けど夜中にテレビでやっているような、名も知らないイタリアンホラーとかだと予備知識がないから怖い。『P.T.』ではそこを狙った」と語る。

「P.T.」で可能な操作はキャラと視点の移動、カメラのズームのみ。プレイヤーは、廊下で遭遇する心霊現象をただ見ていることしかできず、その恐怖体験は、昨今のアクション重視のホラーゲームとは一線を画する。「僕が一番怖いと思うのは悪霊とか悪魔。『エクソシスト』『オーメン』『四谷怪談』とか怖いじゃないですか。最近観て一番怖かったのも『死霊館』で。昔から映画マニアだったんですけど、どうしてもホラーは観られなかった。触れることもできない霊体には何もできないですから。武器を持っていても戦えなくて、そこが怖い」。

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 またそんな本作において、最も画期的な試みといえるのが、このゲームが、「SILENT HILLS」の「Playable Teaser」(プレイアブル・ティザー)であることだ。体験版でもない、これまでになかった発想の起源について「いつもそんなことしか考えていません。やったもん勝ちです」と笑う小島監督は「映画はティザーがあって予告編がある。一方のゲームはインタラクティブなメディアなのに、やっぱりティザーも予告編も映像なんですよね。それが面白くないなというのがあった」と笑顔。「実現するのは大変でした。ソニーさんに説明しに行っても皆わからないんですよ。『何ですか、それ?』みたいな(笑)。今、すごいダウンロード数なんですけど、ソニーさんでもああなるとは思っていなかったみたいですね」。


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