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セイン・カミュ、幼少期の戦争体験を語り「日本はなんて平和な国なんだ」としみじみ

セイン・カミュ、幼少期の戦争体験を語り「日本はなんて平和な国なんだ」としみじみ
本作に込めた思いや、愛について語った酒井充子(左)、セイン・カミュ

 21日、映画『ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻~』公開記念トークショーが、ポレポレ東中野で開催され、酒井充子監督と、タレントのセイン・カミュが出席した。

 本作は、第二次世界大戦のさなか、三井財閥企業の役員を父に持つ令嬢・山本方子と、朝鮮からの留学生イ・ジュンソプとの国境を超えた愛を描いたドキュメンタリー映画。

 セイン自身、そして彼の母親も国際結婚をしていることもあり、本作について「愛は万国共通。どんな試練があっても愛に勝るものはありません。そんなことを感じさせられるラブストーリーです」と感想を述べる。

 幼少期をレバノンで過ごしたというセイン。当時シリアとイスラエルは激しい戦渦にあり「子どもながらに銃撃戦の音などを聞いていました。母と難民キャンプに行ってお手伝いもしたことがありました」と振り返ると「その後、エジプトへ避難しようとした飛行機がハイジャックされたりと、死と隣あわせの経験もしました。でも母と父の愛があり、最終的にこうして今があります。日本に来たときは『なんて平和な国なんだ』って思いました」としみじみと語った。

 また本作では、200通にも及ぶ手紙が二人の関係の深さを彩っているが、セインは「外国人も真っ青なぐらい情熱的ですね。魂が宿っていた」と笑顔を見せると「僕も(日本人の奥様に)ラブレターを書いたことはあります。結婚してからも特別な日に手紙を送った記憶があります」と恥ずかしそうにつぶやいた。

セイン・カミュ
「ラブレターを書いたことはあります」と恥ずかしそうに明かしたセイン・カミュ

 メガホンをとった酒井監督は「時代、国境、民族に関係なく『ただいたいから一緒にいただけ』というシンプルな思いなんです」と本作に込めた思いを語ると「現在、山本さんは93歳なのですが、70年が経過した今でもイ・ジュンソプさんを思っていると言えることがすごい。わたしもそう言えるおばあちゃんになりたいです」と胸の内を明かした。(磯部ま正和)

映画『ふたつの祖国、ひとつの愛~イ・ジュンソプの妻~』はポレポレ東中野にて公開中。全国順次公開


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