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震災から20年のいまを描いた映画『神戸在住』監督が”神戸への愛”を明かす

震災から20年のいまを描いた映画『神戸在住』監督が”神戸への愛”を明かす
神戸への愛を語った白羽弥仁監督、野田幹子、陣内大蔵

 1995年1月17日の阪神・淡路大震災から20年の今年、兵庫・大阪を放送エリアとするサンテレビジョンが、震災をテーマにドラマ「神戸在住」を製作し、1月17日に劇場版映画とテレビドラマ版の2つを同日公開する。12日、都内では、映画『劇場版 神戸在住』公開記念イベントが行なわれ、メガホンを取った白羽弥仁監督が出席。監督の旧友で、神戸に縁の深いシンガーの陣内大蔵、野田幹子も参加し、本作感想や震災時の記憶などを語った。

 陣内は関西学院大、野田は甲南女子大と、神戸にある大学で青春を過ごし、80年代後半にデビューした後、すぐヒットシンガーとなった。野田は白羽監督の映画『シーズ・レイン』(1993)にも出演。本作について陣内が「監督の神戸への愛情が散りばめられていますね。学生時代にバイトした北野坂の飲み屋あたりが出てきて懐かしかった」と話すと、野田も「『シーズ・レイン』と撮影場所が重なるところも多いですよね。2作品を観比べると、神戸の変化がわかるかも」と、20年の移り変わりに思いを馳せる様子。92年に撮影された『シーズ・レイン』は、震災前の阪神間を撮影した最後の映画ともいわれる。

 陣内が「震災時、監督は神戸のど真ん中にいて、電話が本当につながらなかった」と当時の記憶を話しだすと、監督は「灘区の自宅から海側を見ても山側を見ても、家が燃えている。体験した者としては、思い出したくない気持ちもあって(本作で)震災を再現しようとは思わなかったです。それより、震災を経験したあとでも、神戸の美しくてやさしい物語を心がけようと思った。これからも毎年来る1月17日に、みんなで観てもらえる作品にしたかったんです」と、製作への思いを明かしていた。

 本作は、1995年生まれで震災を知らずに東京から神戸の大学に進んだ19歳・桂(藤本泉)と、神戸に暮らす友人の女子大生3人を通して、彼女たちが捉えたリアルな街の姿や、いまも震災の記憶とともに生きる人々の物語をつづる。主演は『小川町セレナーデ』などの藤本泉。ほかに菅原永二、竹下景子、浦浜アリサらが出演。第31回日本漫画家協会賞新人賞を受賞した木村紺の同名コミックが原作となっている。(取材/岸田智)

映画『劇場版 神戸在住』は1月17日よりシネ・リーブル神戸、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開
テレビドラマ「神戸在住」は1月17日(20:00~21:30)にサンテレビにて放送 またミヤギテレビ、東京MX、テレビ神奈川ほかでも放送


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