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賞レースの大穴!?『アメリカン・スナイパー』が全米でヒートアップ!【第87回アカデミー賞】

賞レースの大穴!?『アメリカン・スナイパー』が全米でヒートアップ!
『アメリカン・スナイパー』のおかげでオスカーも大盛り上がり? - (C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 今週末、映画『アメリカン・スナイパー』が全米ボックスオフィスで記録的な興行収入をあげたことで、これまで落ち着いていたアカデミー賞レースがヒートアップしてきた。

 米軍至上最強スナイパー兵、故クリス・カイルの同名著書をクリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演で映画化した本作は、「2014年内に公開された作品であること」というアカデミー賞の選考基準を満たすため、去年クリスマスに一部の都市で先行公開された。その時点で本作は、アカデミー賞候補としてそれほど有力視されておらず、ブラッドリーは評論家筋による主演男優賞候補予想トップ5にさえ入っていなかった。

 ところが先日のノミネーション発表では、大方の予想を覆し、6部門ノミネートという快挙を達成。ノミネーション発表後の週末に全米公開を迎えるというおまけまで付く、絵に描いたような流れとなった。

 今年のアカデミー賞は、ノミネーションが明らかになるまで、「“ヒーロー”のいないオスカー」などといわれていた。有力視されていた作品がどれも地味でアートハウス系の映画が多く、「一般人には興味が湧かないのでは」と授賞式の視聴率が懸念されるほどだったのだ。アカデミー会員が投票の際、「他の作品が地味すぎるからせめて『アメリカン・スナイパー』に1票!」と思ったかどうかは知る由もないが、本作が主要部門も含む6部門にノミネートされたことで、薄暗かった今年のアカデミー賞に灯りがともった印象は否定できない。

 この作品に対して、「敵とはいえ160人もの人間の命を奪った狙撃兵を美化している作品など不快だ」と酷評する業界人もいるが、『アメリカン・スナイパー』が映画スタジオとアカデミー賞にとって、授賞式の視聴率アップに貢献する“ヒーロー”であることは間違いない。(取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

第87回アカデミー賞授賞式は、2月23日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)


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