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自殺願望のあるボディービルダーを演じた元K-1角田信朗、アンディ・フグら亡き盟友をしのぶ

自殺願望のあるボディービルダーを演じた元K-1角田信朗、アンディ・フグら亡き盟友をしのぶ
アンディ・フグさんらをしのんだ角田信朗

 28日、骨髄移植を主題にした映画『迷宮カフェ』のトークイベントが都内で行われ、本作に自殺願望のある気弱なボディービルダー・松浦役で出演した元K-1ファイターの角田信朗が出席。今は亡き盟友アンディ・フグさんやマイク・ベルナルドさんをしのび、「天国にいる2人に導かれた」と自身の役柄を振り返った。この日は映画の企画者である黒岩由香さんも出席した。

 2000年に白血病で亡くなったアンディさんと2012年に自殺したマイクさん。K-1の盟友であった2人を亡くしている角田は、自身が演じた松浦とは境遇が重なる部分もあり、作品への思い入れも強かったようで、「アンディとベルナルド、2人の死を経験し、映画のテーマに重なった。松浦を演じながら、使命を引き継いだ思いでやらせてもらった」としみじみ。

 また、「今までは素のまんまで演じる役が多かったけれど、今回は役者としての真価が問われる役。セリフは監督の指導で、母音で発音するようにした」と告白。役づくりのため2週間で7キロ落とし、俳優として新境地を開いた。

 企画者の黒岩さんは2008年に当時14歳だった次女を血液の病気で亡くしており、「娘が生きていた証を残したいという強い思いがあった」と映画を作ろうと思ったきっかけを語る。さらに「命の尊さや生きるということをもう一度考えてほしい」と強い思いを伝えた。

 最後に角田は「今もトレーニングを続けているのは、自分の中に潜んでいる弱さと闘うため。自分の中の弱さに負けず人生の意味を見いだしていけるきっかけになれば……」とメッセージ。「アンディとベルナルドにこの映画を観てほしかったなあ」と涙をかみ締めながらポツリと語ったのが印象的だった。

 骨髄移植をテーマにした本作は、カフェに集う、人生に迷いながらも不器用に生きる人々の姿を優しく描き出す感動作。『エンプティー・ブルー』の帆根川廣が監督、脚本、編集を務め、キャストには関めぐみ、津川雅彦、市川由衣、藤原薫らが名を連ねる。(福住佐知子)

映画『迷宮カフェ』は3月7日より角川シネマ新宿ほか公開


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