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国際派俳優ディーン・フジオカが語る海外挑戦「人が行ったことのない道を突き進む」

国際派俳優ディーン・フジオカが語る海外挑戦「人が行ったことのない道を突き進む」
国際派俳優ディーン・フジオカ

 ミステリーアクションドラマ「荒野のピンカートン探偵社」で北米デビューを飾った日本人俳優ディーン・フジオカ。単身アメリカに渡った侍がやがて西部の男へとたくましく変貌していくその姿は、海外で活躍するディーンにそのまま重なる。IT業界を目指していた一人の若者が、紆余曲折を経てたどり着いたエンターテインメントの世界。そこから見える景色とは?

 本作は、アメリカに今も実在する世界最古の探偵社にスポットを当て、同社の創設者であるピンカートン親子とそこで働く世界初の女性私立探偵ケイト・ウォーンが難事件に挑むさまを描いた作品。謎の日本人ケンジ・ハラダ役のディーンは、やがて探偵社の見習いとして仲間に加わり、準レギュラーとして活躍する。

 IT業界を学ぶためアメリカの大学に渡ったディーンは、「これからはアジアの時代だ!」と教授から言われ、ならばアジアをくまなく見てやれと思い直し旅に出る。ところが、香港で編集者にスカウトされ、運命に導かれるように俳優の道へ。2005年、デビュー作『八月の物語』が各国の映画賞にノミネートされると、活動の場は香港、台湾から日本凱旋(がいせん)へと広がりを見せる。そして2011年、突然チャンスが訪れる。

 「本作のプロデューサーから1度話をしたいと打診がありました。当時は世間話で終わったので、まさか4年後に実現するとは思わなかった」とうれしい誤算を喜ぶディーン。北米デビューの記念すべき第一歩は、バーへ踏み込むシーン。「第4話からの登場ですが、当時はアジア人もバーやホテルに自由に出入りできない白人至上主義の時代。そこへ踏み込むわけですから、まるで火星に到達したような最初の一歩の大きさを感じましたね」と振り返る。

 初めての北米進出ということで苦労も多かったのではないだろうか。「むしろユニオンシステムの素晴らしさに驚きました。1人に1台のトレーラーが用意されたり、撮影や休憩時間が決められていたり、われわれの士気が下がらないよう法律できちんと守られている。ポイントは、社会的影響力を持っているフィルムメーカーが尊敬されている点」と強調する。

 また、海外で成功する秘訣(ひけつ)を聞くと、「そういうものがあったら逆に教えてください! ただ、人が行ったことのない道を傷だらけになりながらも突き進み、次の人につなげていく。そんな俳優でありたいですね」。ディーンの快進撃は始まったばかりだ。(取材:坂田正樹)

海外ドラマ「荒野のピンカートン探偵社」は4月18日よりWOWOWプライムにて毎週土曜午前9時放送(全22話/第1話無料)


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