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松田龍平、珠玉の失神芸を松尾スズキ監督が絶賛

松田龍平、珠玉の失神芸を松尾スズキ監督が絶賛
松田龍平&松尾スズキ監督が再タッグ! - 写真:高野広美

 映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』で、2004年の『恋の門』から約11年ぶりに松尾スズキと松田龍平の監督&主演コンビが実現した。いがらしみきおのコミックを松尾の脚本・監督で映画化した本作で、松田が演じるのは“お金恐怖症”のタケ。松田は「撮影中に、だんだんと『恋の門』の大変だった記憶がよみがえってきました。松尾さんとは役者としての共演が続いていたので、『監督・松尾スズキ』を忘れていたなって」と笑いながら振り返った。

 「自分なりにタケをイメージして現場に入ったんですが、松尾さんからことごとく違うニュアンスを求められました」(松田)。その要求とは、例えばわずか5秒間に「切れる松たか子を見てドギマギする」「金を渡されて拒否反応を示す」「失神する」いう三つのリアクションをすること。その結果、松田は「タケってどんなやつだったっけ?」と混乱したという。

 一方の松尾監督は「『バカなの?』って言われて倒れるときの間と倒れ方は、何度見ても笑えます。あそこは僕からは何も言っていないので、『倒れ方がうまいな』って」と松田のリアクション演技に満足そう。確かにこの映画、松田と村人を演じる片桐はいりの失神芸が最高なのだ。「無防備な倒れ方がいいですよね。昔の龍平だったら手で防御していたと思います」と言う松尾監督に対し、松田がすかさず「(『恋の門』でも)結構、体張っていましたよ(笑)」と切り返した。

 松田が「村の人たちの濃いキャラクターに、タケが頑張って乗っかっていった」と言うように、お金を1円も使わない生活をするために移住してきたタケを受け入れ、翻弄(ほんろう)し合う村人を演じるのはそうそうたる実力者たち。

 「龍平がご飯を食べながら松さんとしゃべるところは、松さんのせっかちな感じと龍平のぼーっとした感じが、かみ合うような、合わないようなで、良かったです」(松尾監督)。村の神様(なかぬっさん)を演じた西田敏行については「日本の各地に宿る土着の神様みたいな感じが、西田さんから自然に漂っていて面白かったです」と松田。そして、村長の与三郎を演じた阿部サダヲに関し、旧知の仲の松尾監督が「演劇では出してきた阿部の凶悪さや狂気を、今回は映像で出したかったし、出せたと思います。阿部と龍平の絡みは面白いですよ」と自信を見せる。

 いずれ劣らぬ個性派にして芸達者な猛者たちが共演する本作のかむろば村の住人たちに会いに行かない手はない。(取材・文:須永貴子)

映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』は4月4日より全国公開


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