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ライアン・ゴズリングが語る自身の監督デビュー作『ロスト・リバー』とは?

ライアン・ゴズリングが語る自身の監督デビュー作『ロスト・リバー』とは?
初監督作について語ったライアン・ゴズリング

 人気俳優ライアン・ゴズリングが、監督デビューを果たした話題作『ロスト・リバー』について語った。

 本作のストーリーは、経済破綻しゴーストタウンと化した街で、謎めいたナイトクラブで働く母親(クリスティナ・ヘンドリックス)と暮らしながら、廃虚ビルのクズ鉄を売って生活する青年ボーンズ(イアン・デ・カーステッカー)が、幼なじみラット(シアーシャ・ローナン)から、街が衰退したのは、貯水池を造る際に“あるもの”を湖底に沈めたためだといううわさを聞き、その真偽を探るべく湖底に沈んだ街「ロスト・リバー」を探索するというもの。

 デトロイトでの撮影について「カナダ出身の僕にはラップ歌手エミネムやフォード社の車など、アメリカンドリームを象徴したものが出てきたこの都市に興味を持っていた。ところが数年前にデトロイトを訪れたら、多くの会社が倒産し、40マイルにもわたってたくさんの廃虚ビルがあった。そんな中で、自宅をなんとか保持しようとする家族が居て、アメリカンドリームを掲げてやって来た彼らは、急に悪夢に襲われた感じだった。そこで、そんな悪夢を抱える人々を描いた映画を製作しようと思った」と語り、さらに、“あるもの”を湖底に沈めたという、まるでおとぎ話のような設定を通して、観客にもアプローチしやすく描いたことも明かした。

 映像や音楽のアプローチについて「僕がスタッフに脚本を送った際に、作曲家は『これはダークな「グーニーズ」だ』と言ってくれて、僕が意図していることをわかってくれていた。さらに僕が好きだったアニメ『ニムの秘密』のアニメーターが、今作の絵コンテを描いてくれた。そして撮影監督ブノワ・デビエは、フィルムを使い自然光で撮影した」と語った。

 監督として学んだことは「監督としても演技が必要なことだ。すでに俳優をしていて助かったが、撮影中に問題が起きるたびに、何も問題が起きていないように振る舞わなければいけなかった」と答え、さらに劇中のナイトクラブについては「あれはフランスのパリにあった『グラン・ギニョール』劇場に影響されたもので、そこはスプラッター映画の起源のような場所で、(血のりなどを使った)殺人や拷問のショーが行われていたんだ」と明かした。

 映画では、それぞれのキャラクターの圧倒的な存在感を、ライアンが見事に引き出している。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『ロスト・リバー』は5月30日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開


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