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ろくでなし子、女子プロレスラー安川惡斗の『がむしゃら』であらためて裁判を戦う決意!

ろくでなし子、女子プロレスラー安川惡斗の『がむしゃら』であらためて裁判を戦う決意!
『がむしゃら』アフタートークに女子プロレスラーの安川惡斗(左)と共に来場し、親近感を抱いていることを明かしたろくでなし子

 29日、渋谷のシアター・イメージフォーラムで行われた映画『がむしゃら』アフタートークに、自身の女性器の3Dデータを頒布したとしてわいせつ物陳列などの罪に問われた漫画家のろくでなし子が女子プロレスラーの安川惡斗、高原秀和監督とともに来場した。

 女子プロレスラー安川惡斗の半生を追った本作は、レイプ、自殺未遂など壮絶な過去を経てきた彼女が女子プロレスと出会い、けが、病などのアクシデントに見舞われながらもリングに立とうとする姿を描く。この日のゲストは、今月15日に初公判が行われたばかりのろくでなし子。裁判の3日前に本作を観たというろくでなし子はこの映画で裁判への士気が高まったそうで、「なぜ女性がプロレスで体を張っているのか。他の人にとっては分からないことだけど本人は楽しんでやっている。わたしと似ている人だなと思った」と親近感を抱いている様子。

 そんな彼女の裁判の映像記録も担当することになったという高原監督は、「確かに2人とも正直でまっすぐな人。それから不器用で前を向こうとするところも似ている。惡斗も自分でやると決めたらとことんいくけど、なし子さんも戦うと決めたら、世の中からバッシングを受けても戦おうとしていますからね」と切り出すと、安川も「わたしよりも世間からバッシングを受ける中でよく頑張れるなと。すごいなと思います」と付け加えるなど、ろくでなし子の戦う姿勢に感心した様子。

ろくでなし子
裁判を振り返り誇らしげな顔も見せた

 裁判を振り返ったろくでなし子は、「最初はひとりでやっていて、誰からも無視されていたことを、国が裁判という形で、いろんな人が議論する場を作ってくれたんじゃないかなと思っているんです。わたしは女性器の3Dデータで逮捕されましたけど、刑事訴訟記録というものがあって。国は3Dプリンターを持っていないので、およそ6,000万円の超高級プリンターで印刷し、しかもそれをいろんな角度で写真を撮って、カタログみたいにしてくれた。これ自体が壮大なプロジェクトアートだなと思いました」と誇らしげな顔を見せると、安川も「わたしはなし子さんの作品に対して否定も肯定もない状態。でも、自分の信念を曲げてあきらめたら次にいけないという気持ちは分かる。だから頑張ってくださいという気持ちです」とエールを送った。(取材・文:壬生智裕)

映画『がむしゃら』はシアター・イメージフォーラムほかにて公開中


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