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カンヌデビューの深津絵里にスタンディングオベーション!「夢の中に居るよう」【第68回カンヌ国際映画祭】

カンヌデビューの深津絵里にスタンディングオベーション!「夢の中に居るよう」
スタンディングオベーションを受ける黒沢清監督、深津絵里、浅野忠信

 女優の深津絵里が現地時間17日、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式招待作品『岸辺の旅』の公式上映に、黒沢清監督、夫婦役を務めた浅野忠信と共に出席。上映後に送られたスタンディングオベーションに、感激の表情を見せた。

 『悪人』(2010)では第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞に輝き、国際的な評価を得ている深津だが、カンヌ映画祭には今回が初参加。深津は「世界中数多くある優れた作品の中から黒沢監督の『岸辺の旅』が選ばれたということだけでわたしはうれしくて、ここに連れてきてくださった監督に本当に感謝しています。そして夫婦を演じた浅野さんと一緒にカンヌに居ることが、映画を撮っているときもそうでしたけど、ずっと夢の中に居るような感じで、刺激を受けましたし、楽しかったです」とカンヌデビューを振り返った。

 鳴り止まぬ拍手に「皆さんすごい集中力というか、監督の新作を待ち望んでいたお客さまばかりだったと思いました。この映画で描かれている愛が、じわーっと皆さんの胸の中にしみわたっているのかなぁというような温かい拍手だと感じました」と感想を口にした深津。黒沢監督の『アカルイミライ』(2002)以来のカンヌ参加となった浅野も「うれしかったですね。久しぶりにあんなたくさん拍手してもらったというか(笑)。一生懸命やった映画が、ああやってたくさんの拍手で祝福してもらえるというのはうれしいです」と頬を緩ませた。

 『トウキョウソナタ』で第61回同映画祭の「ある視点」部門審査員賞を受賞している黒沢監督は、「素直にうれしかったんですが、会場でスタンディングオベーションというのはある意味お決まりという部分がありますが、感動したのは、劇場の外に出たら結構人が残っていて、僕たち3人が残っていたら、写真を撮ったりぐるっと取り囲んで、最後また拍手してくれたりしたこと。『あ、この拍手は本物だな』と思い感激しました」と満足げだった。

 『岸辺の旅』は、失踪から3年、突然家に戻ってきた夫・優介(浅野)が戸惑う妻・瑞希(深津)を誘い、失われた時間を生き直すように旅に出るさまを追ったラブストーリー。夫が失踪してから自宅に戻ってくるまでに世話になった人々を訪ねることで、優介への深い愛を再確認する瑞希の姿と、優介が突然姿を現した理由、そして彼が瑞希に伝えたかったこととは一体何なのかを描いた同作は、確かにカンヌの人々の心に響いたようだった。(編集部・市川遥)

第68回カンヌ国際映画祭は24日まで開催
映画『岸辺の旅』は10月1日より全国公開


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