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若尾文子の人気作品ベスト10発表!日本が誇るファムファタールの魅力に迫る

若尾文子の人気作品ベスト10発表!日本が誇るファムファタールの魅力に迫る
人気ランキング第1位に輝いた『しとやかな獣』 - (C)KADOKAWA 1962

 6月27日より特集上映が公開される名女優・若尾文子のフィルモグラフィーに対し、本特集の公式ツイッター及びFacebookでお気に入り作品を募る一般投票を実施したところ、川島雄三監督による官能作『しとやかな獣』(1964)が1位に輝いた。

 若尾は、急病で降板した久我美子に代わって出演した『死の街を脱れて』(1952)でスクリーンデビュー。同年、『秘密』『明日は日曜日』など、デビュー1年目にして9本の映画に出演。溝口健二監督作『祇園囃子』(1953)の舞妓役に抜てきされるなど快進撃が続き、ブロマイドの売上げを伸ばし数々の雑誌の表紙を飾り、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を博した。テレビドラマの出演作は100本以上、映画は250本以上に上る。

 人気投票1位に輝いた『しとやかな獣』は、新藤兼人の原作・脚本を川島雄三監督が映画化。芸能プロダクションの会計係が、肉体を武器に男たちをとりこにし金を巻き上げるさまをブラックユーモアを交えて描いたドラマで、匂い立つような色香を漂わせて悪女を演じ切った若尾の真骨頂ともいえる名作。そのほか、2位の『赤い天使』(1966)、3位の『最高殊勲夫人』(1959)をはじめベスト10入りした作品のうち7本が増村保造監督作品という結果に。20本に及ぶ作品でタッグを組み、若尾の「ファム・ファタール」のアイコンとしてのイメージを打ち出した増村の手腕、二人の名コンビぶりがうかがえる。

 特集上映『若尾文子映画祭 青春』では、若尾のまだあどけない魅力が光る『青空娘』(1957)をはじめ初めてデジタル化された15本を含む、60本の出演作が一挙上映される。(編集部・石井百合子)

人気ランキングの結果は以下の通り

1位『しとやかな獣』(1962)※監督:川島雄三
2位『赤い天使』(1966)※監督:増村保造
3位『最高殊勲夫人』(1959)監督:増村保造
4位『女は二度生まれる』(1961)監督:川島雄三
5位『清作の妻』(1965)※監督:増村保造
6位『卍(まんじ)』(1964)※監督:増村保造
7位『妻は告白する』(1961)※監督:増村保造
8位『青空娘』(1957)※監督:増村保造
9位『「女の小箱」より 夫は見た』(1964)※監督:増村保造
10位『浮草』(1959)※監督:小津安二郎

『若尾文子映画祭 青春』は6月27日より東京・角川シネマ新宿、7月11日より大阪・シネ・ヌーヴォほか全国順次公開


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