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1年以内に映画館に行った人は全体の35.9%…減少傾向の中でも最も低い数字に

1年以内に映画館に行った人は全体の35.9%…減少傾向の中でも最も低い数字に
でも年間5本以上観るユーザーは増加! - George Rose / Getty Images

 6月上旬に全国の10代から70代までの男女3,117名を対象にしてインターネット上でアンケートを実施したNTTコム リサーチが25日、「第4回『映画館での映画鑑賞』に関する調査」の結果を発表した。直近1年以内(2014年5月~2015年5月)に映画館で映画鑑賞をした人(以下、映画館鑑賞者)は全体の35.9%で、1年前に行われた前回調査より5.6ポイント低下。2012年の調査から続く減少傾向の中でも最も低い数字を記録した。

 この結果から映画館離れに歯止めがかかっていないことは明らかだが、年間の鑑賞本数の構成比をみると、前回調査から「1本のみ」が4.8ポイント低下した一方、「5~11本」と「12本以上」が合せて4.9ポイント上昇。その中間である「2~4本」は46.2%と変わっておらず、鑑賞者は絞られたものの、年間5本以上観るユーザーが増加して1人あたりの平均鑑賞本数が増えたことがうかがえる。

 邦画と洋画の鑑賞率をみると、「邦画のみ観た」が31.0%、「邦画と洋画どちらも観た」が48.8%、「洋画のみ観た」が20.2%と近年の“邦高洋低”傾向は依然として変わらないが、「洋画」の鑑賞率(「邦画と洋画どちらも観た」と「洋画のみ観た」の合計)は前回の58.6%から10ポイント上昇して69.0%に。これは過去調査の中で最も高い数字であり、洋画復興の兆しと見ることができるかもしれない。

 洋画実写については、前回調査では世代が下がるにつれて鑑賞率が低下するという世代間のギャップがあったが、今回調査では若年層の鑑賞率がアップしてそのギャップが緩やかに。特に男性20代と女性10代~30代では約20ポイント以上も洋画実写の鑑賞率が上昇しており、若者が洋画実写に戻ってきたことが洋画全体の鑑賞率アップに影響したものと思われる。

 また、大作ぞろいの今年の夏(2014年6月末~9月中旬までに公開予定)に観たい映画は、1位『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(17.0%)、2位『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(14.5%)、3位『ジュラシック・ワールド』(13.2%)と洋画実写がトップ3を独占した。これは過去3回の調査においても初めてのことで、洋画の復権に期待がかかる。(編集部・市川遥)


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