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『そこのみにて光輝く』で憎み合った二人が夫婦役で再タッグ!

『そこのみにて光輝く』で憎み合った二人が夫婦役で再タッグ!
(左から)呉美保監督、佐々木実琴くん、池脇千鶴、高橋和也、川村あやのちゃん

 2014年度の映画賞を総なめにした『そこのみにて光輝く』でタッグを組んだ池脇千鶴と高橋和也、呉美保監督が11日、テアトル新宿で行われた映画『きみはいい子』の大ヒット公開記念トークショーに来場。和気あいあいとした雰囲気で、再タッグを組んだ本作について語った。

 第28回坪田譲治文学賞を獲得した中脇初枝による同名小説を原作とした本作。現代の子供と大人をめぐる社会問題を描きつつも、人と人とのつながりに希望を見いだし、小さな一歩を踏み出すさまを丁寧に紡ぎ出した珠玉のドラマだ。池脇は主人公・水木雅美(尾野真千子)のママ友・大宮陽子、高橋は障害を持つ児童のクラス「ひまわり学級」の教師・大宮拓也にふんしている。

 『そこのみにて光輝く』では、高橋が地元を牛耳る残忍な土建屋・中島を、そして池脇が中島の愛人・千夏を演じ、濃密な愛憎劇を見せていた二人。今作の劇中には直接的な共演シーンが描かれなかったため、気付いた観客は半分くらいだったようだが、実はこの二人は前作とは一転、夫婦の役柄となっている。呉監督は「この二人は因縁の関係だったんで、前からそれが心残りだった。だからせめてと思って、今回は夫婦になってもらった」と説明。池脇も「監督と撮影に入る前に、高橋さんの太陽の笑顔は悪でなくて、善に使わなくてはいけないと話していた」と付け加えた。

 そんな二人の言葉に高橋も「前回は悪魔で今回は天使のような役。でも気分的には悪魔の方が楽。いい人の役はこっ恥ずかしい」と照れることしきりだったが、「今回、この夫婦って映画の中でみんなを救う役だった。前回、あれほど憎み合った二人が人助けをするというのが面白い」と笑顔で語った。

 この日は二人の子供を演じた佐々木実琴くん、そして川村あやのちゃんも来場。撮影現場のスタッフ陣は天真らんまんで予測不可能な実琴くんの一挙手一投足に一苦労だったが、母親役の池脇はそんな実琴くんをうまくコントロール。実琴くんから極上の演技を見事に引き出したといい、スタッフから「池脇千鶴は日本の宝です」と感謝のコメントが読み上げられると、会場は大いに沸いた。(取材・文:壬生智裕)

映画『きみはいい子』はテアトル新宿ほか全国公開中


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