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チャップリン不朽の名作『街の灯』の貴重なメイキング上映に石丸幹二も感心!

チャップリン不朽の名作『街の灯』の貴重なメイキング上映に石丸幹二も感心!
チャップリンを意識した小道具を身に着けた石丸幹二

 チャールズ・チャップリン不朽の名作『街の灯』(1931)の貴重なメイキング映像が21日、都内で行われた『チャップリンからの贈りもの』公開記念トークショー内で上映され、俳優の石丸幹二と日本チャップリン協会会長の大野裕之氏がその映像について語った。

 チャップリン遺体誘拐事件を映画化した『チャップリンからの贈りもの』の公開を記念して行われた本イベント。これまで映画の裏側の「メイキング」は一切撮らなかったといわれてきたチャップリンだが、大野氏によると「実は三つだけある」という。

 その三つについて、大野氏は「一つは公式に撮影されたもの。これはメイキングとはいっても、演技をしています。そしてもう一つは『チャップリンの独裁者』のときに、お兄さんが16ミリフィルムで回したもの。そしてもうひとつはこの『街の灯』の映像で、ラルフ・バートンというチャップリンの友達の漫画家が撮影しました。彼はうつ病を患っていて、気晴らしで撮影していいよということになったんです。中には(チャップリンの秘書として知られる日本人)高野虎市さんの姿もあります」と解説。

 「メイキング」として映し出されたのは、物語冒頭、チャップリンが盲目の花売り娘(ヴァージニア・チェリル)と出会うシーン。「ここは少女がいかにチャップリンを大金持ちと勘違いするかが大事なところ。(完璧主義者のチャップリンは)このシーンはなかなかうまくいかずに700回以上撮り直した。ずっとやり続けて、ようやくオーケーテイクが出たのが1年後。メイキングはほんの1分弱ですが、そのときの撮影の様子がわかります」と解説する大野氏。そして最後に、ラルフのために目にコインを挟んでみせて、おどけるチャップリンの姿が映し出され、メイキング上映は終了。会場からは大きな拍手が寄せられた。石丸も「目にコインを挟むなんてチャーミングな人ですね。本当に貴重な映像だと思います」と感心した様子を見せた。

 現在、チャップリンの名作を世界で初めて舞台化した「ライムライト」に主演している石丸。俳優として「どの映画を観ても愛くるしい。俳優として学びたいことがたくさんある。いつまでも僕にとってはテキストであり、バイブルです」と笑顔で語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『チャップリンからの贈りもの』は YEBISU GARDEN CINEMA ほかにて公開中


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