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マーベル、ウォシャウスキー姉弟、バズ・ラーマン…なぜクリエイターはNetflixと組みたがる?【コラム】(1/3)

マーベル、ウォシャウスキー姉弟、バズ・ラーマン…なぜクリエイターはNetflixと組みたがる?
来年のオリジナルコンテンツ制作予算は6,000億円を予定している - Netflix - (c) Netflix. All Rights Reserved.

 世界最大級のオンラインストリーミングNetflixは、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「デアデビル」「センス8」など自社製作のオリジナルドラマも人気だ。またバズ・ラーマン監督やアンジェリーナ・ジョリー監督といった人気クリエイターたちもオリジナル作品をNetflixで制作することを発表している。しかし、これらのオリジナルドラマは、クリエイター側からの持ち込み企画だという。それを裏付けるように、ドラマ「デアデビル」を展開しているマーベルのテレビ部門のトップであるジェフ・ローブは、本ドラマは「Netflixだからこそできた企画」と語る。Netflixは、なぜここまでクリエイターからの信頼が厚いのか。その秘密を探る。

ジェフ・ローブ
ジェフ・ローブ

■<マーベル>ジェフ・ローブと<センス8>ウォシャウスキー姉弟の場合

 マーベルは、Netflixで「デアデビル」以外にも、「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」の三つのヒーロー作品、そして4人が集まる「ディフェンダーズ」を企画している。これらの企画がスタートしたのは、約2年前。現在は「ジェシカ・ジョーンズ」の撮影が終了し、今月から「ルーク・ケイジ」の撮影が開始される。

 そもそもなぜ、マーベルはNetflixと契約することになったのか。「Netflixはクリエイターに優しい会社である」と力説するジェフは、契約した理由について「パイロット版が必要ない」「表現が地上派放送よりも広がる」「視聴率を気にしなくてよい」と従来のテレビドラマ制作では考えられなかった、制作側のメリットを挙げていく。

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ウォシャウスキー姉弟の初ドラマ作品「センス8」 - (c) Netflix. All Rights Reserved.

 また「センス8」で初めてドラマに挑戦した『マトリックス』シリーズのラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟は、12時間分の1本の映画を作る企画書をNetflixに持ち込んできたという。8人の主要キャラクターが登場し、世界9都市で撮影。さらに全てをまず撮影してから、それぞれのエピソードを編集していくという膨大な時間と経費を必要とする、ほかのテレビ局だと難色を示すような手法だったが、Netflixは彼らの手を取った。ウォシャウスキー姉弟はこのドラマを実現させることができてとても興奮したという。

■パイロット版が必要ない

 ジェフは「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」「ディフェンダーズ」について、Netflixはパイロット(視聴者の反応をテストするための見本の1話)を作るのではなくて、シリーズとして作ることを最初から約束してくれたと語る。これはアメリカではかなり異例のことだ。


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