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瀬戸康史、モントリオールでのフランス語スピーチを振り返る

瀬戸康史、モントリオールでのフランス語スピーチを振り返る
彰義隊が没した寛永寺に劇中衣装で登場

 俳優の柳楽優弥と瀬戸康史が15日、東京・上野の寛永寺輪王殿でダブル主演映画『合葬』のヒット祈願を行った。

 本作は第39回モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門に出品。現地時間の3日には記者会見とプレミア上映会も行われ、瀬戸と小林達夫監督が出席。瀬戸がフランス語のスピーチを行ったことも話題になったが、柳楽は「瀬戸さんとダブル主演という形でやらせてもらった作品で世界に行けてとてもうれしい」とにっこり。瀬戸も「フランス語でスピーチをさせてもらって、皆さんが聞いてくれたのがうれしかった。ロビーでいろいろな方々が声を掛けてくれて、『斬新』だとか、現地の方の生の声が聞けたのも良かった」とモントリオールでの思い出を振り返った。

 幕末を舞台に幕府解体に反対して彰義隊に加わった若者たちの波乱の運命を活写した本作。この日の祈願には、岡山天音、門脇麦、小林監督らも出席。祈願後に会見も行われ、柳楽は彰義隊ゆかりの寛永寺で「僕にとって初めての時代劇。いろいろなチャレンジができた作品です」としみじみ。ちょうど撮影の1年前に、この寺で命を落とした彰義隊の若者たちへ映画の報告も兼ねて、ここを訪れたとも明かし「作品を撮る前と撮った今では気持ちが全然違います。(ここで散った若者たちに)ありがとうございますという気持ちでいっぱいです」とコメント。

 瀬戸も「今、ここに立ってみて、当時の彰義隊の声が聞こえてきそうです」と感慨深げで、彰義隊について「今を生きている僕たちにすごく近いと思います。若い人が犠牲になった時代。今の日本や世界で若い人が犠牲になっている時代と重なります」と発言。門脇も当時の彰義隊の置かれた状況について「今のわたしには、はかりきれない部分が多いです。今を生きる若者が観るべき作品です」と同調し、主人公二人の幼なじみである福原悌二郎(岡山)の妹・福原砂世を演じたことについても「当時を生きた青年たちの中でどう生きようか、どう演じようか、すごく難しかった作品でした」と感想を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『合葬』は9月26日より新宿ピカデリーほか全国公開


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