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小雪、ぎっくり腰でも撮影続けた…

小雪、ぎっくり腰でも撮影続けた…
小雪&唐沢寿明 - 写真:金井尭子

 第2次世界大戦下のリトアニアでユダヤ難民を救うためのビザを発給し続け、6,000人もの命を救った実在の外交官を描く映画『杉原千畝 スギハラチウネ』。夫婦を演じた唐沢寿明と小雪が、過酷な社交ダンスのレッスンに苦戦したエピソードを明かした。

 本作はポーランドでの長期ロケを敢行した壮大なスケールの人間ドラマ。実在した外交官である千畝とその妻の幸子を演じた二人は華麗な社交ダンスのシーンに向けてトレーニングに取り組み、「結構大変だったよね~」と楽しそうに振り返る。

 唐沢はダンス経験があったものの小雪はほぼ初めて。劇中では和服姿のため浴衣で練習したが、唐沢が「先生が熱心な方で練習が厳しくて。小雪なんて顔がゆでダコみたいに真っ赤になっちゃって、しまいには浴衣の裾が乱れちゃって(笑)」と暴露すると、「ワルツってパートナーと腰の片側をつけて踊るんです。そうしたら脚を開かないと動けない。着物だと大変なんです!」と小雪が応戦する。

 しかも小雪にはさらなる試練があり、「男性にクルクル回される高速スピンの練習もしたんです。これ、映画の中で使わないよな~と思いながらずっとやっていたら翌日ぎっくり腰になっちゃって」というクールなイメージを覆す発言に唐沢は「小雪がすごいのは、それだけ大変な状況でも、先生から『Next!』と言われると、またスッとやり始めるところ(笑)。止めないんだよ」と返し、その体育会系な姿勢を称賛した。

 お互いへのリスペクトはそれぞれがふんした役柄にも共通するようで、唐沢は「千畝がビザを発給し続けるのも、家族の将来のことを考えたら『止めたら?』と言いたくなるのが普通だろうけど、『どこへでもついて行きます』と後押しするのはなかなかできない」と小雪が演じる妻・幸子の姿勢を絶賛。小雪も「千畝さんは仁義や初志貫徹など、日本人らしい精神論のようなものも海外にいるからこそ強く意識していたのかも。しかも戦争中でいつ死ぬかもしれないからこそ、職務がどうこういう以前にまず人としての品格が問われますよね。生きざまって結局そういうところにしか出ない。そんな状況で千畝さんは全てを失うとしても人を助けようとする。そうした行動を間近で見て理解し尊敬するからこそ、幸子も後押しできたのだと思うんです」。

 海外長期ロケ、英語でのセリフ、過酷なダンスレッスン……多くの困難を経て完成した映画には“戦友”の二人が生み出した力強くも温かいドラマが刻まれている。(取材・文:浅見祥子)

映画『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日より全国公開


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