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『ぐるりのこと。』橋口監督、7年ぶり長編復帰の理由明かす

『ぐるりのこと。』橋口監督、7年ぶり長編復帰の理由明かす
花束を手に笑顔を見せる橋口亮輔監督

 『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』などの橋口亮輔監督7年ぶりの長編映画『恋人たち』の初日舞台あいさつが14日、都内で行われ、橋口監督とキャストの篠原篤、成嶋瞳子、池田良、安藤玉恵、黒田大輔、木野花が登壇。橋口監督が長編映画に復帰するまでの経緯を明かした。

 通り魔殺人事件で愛する妻を失った男と、自分に興味を持ってくれない夫と気が合わない義母と生活している女、同性愛者で完璧主義の弁護士の3人を中心に描かれる本作。8割の出演者が橋口監督の主催するワークショップから選ばれた新人俳優だが、このワークショップの開催が「7年間いろんなことがあって遠ざかっていた」という長編映画の世界に橋口監督が復帰するきっかけになったという。

 橋口監督は「(プロデューサーから)何度も『映画を撮りましょうよ』と辛抱強く声をかけられた。『映画は無理でもワークショップやりましょうよ』って。そこで、篠原たちとの出会いがあった」と言い、新しい人材の育成を通じて「『ものを伝えるってことは意味があるんだなって、ものを伝えることで何かステキなものが返ってくるんだな』って気づかされた。映画を撮ろうと思った」としみじみ。

 主演の篠原については愛情を込めつつ「32歳。役者としてやっていきたいというが、まあできない。本当に不器用で……」と笑顔で紹介。「役者としてやるならこの壁を乗り越えないと本当に難しい。『乗り越えろよ』と思いながら見守っていました」と橋口監督。結果、「それまでの限界を超えて頑張ってくれたと思います。(役者としては)これからですが」と篠原をねぎらった。

 そんな橋口監督の言葉に感慨深げな篠原は、「限界だと思う場面もあったけど、最後に監督がロケバスで『お前だったらやれると思うんだよな』とボソッとおっしゃってくれた。監督の方が僕以上に僕を信じていてくれたんだなと思った」と感謝していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『恋人たち』はテアトル新宿ほか全国公開中


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