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タランティーノの撮影現場の裏側を栗山千明と種田陽平が明かす

タランティーノの撮影現場の裏側を栗山千明と種田陽平が明かす
タランティーノ監督について語った種田陽平と栗山千明

 クエンティン・タランティーノ監督8作目となる映画『ヘイトフル・エイト』のトークイベントが15日、スペースFS汐留で行われ、同作の美術を担当した種田陽平、同監督の映画『キル・ビル』(2003)に出演した女優の栗山千明、そして映画ライターの高橋ヨシキが同作について語り合った。

 本作は、雪嵐に足止めされた男女8人が閉じ込められた山小屋で起こる殺人事件の真相を描き出した密室ミステリー。ステージに登場した種田は、現場でかぶっていたというカウボーイハットを身に着け、「監督に『これでお前もカウボーイの仲間入り』だなと言われたので持ってきました」と明かした。

 栗山は、「とにかくクエンティンの現場は楽しいんです。彼は気配りの人だし、テンションを上げてくれる」と述懐。「『今の芝居はいいんだけど、次はもっといいかもしれないからやってみよう』というような言い方をするんですよ。するとこちらも『そうかもしれない、やろうかな』と思うんです」と役者側からの意見を語る。すると種田は「とにかくタランティーノは俳優が大好き」と指摘し、「最近は新しいスタイルが定着していて。『今のはオッケー! オッケーだけどもう一回。なぜなら……』とタランティーノが言うと、スタッフみんなで『Because we love making movies!(おれたちは映画を作るのが好きだから!)』と声を合わせる。あれは役者さんは気持ちがいいと思いますよ」と撮影現場の裏側を明かした。

 「タランティーノの4作目が『キル・ビル』、8作目がこの作品なので、次にタッグを組むのは12作目ですかね」と笑う種田は、「『キル・ビルVol.3』はやりたいと言っているからね。(栗山が演じたゴーゴー夕張も)回想シーンとかで出るというのはどうですかね?」と提案。これに栗山は「(当時より)だいぶ年をとったからなぁ……」と渋りながらも、またタランティーノと仕事がしたいと話し、「会うたびに『千明、英語の練習してる? 千明が英語の練習をする代わりに、僕も日本語の勉強をするから』と言っているんですけど、いまだにお互い上達していません」と笑ってみせた。

 さらに種田が「最近、監督は『あ、そう』とよく言っていて。アメリカ人同士であってもそうなんです。それから千葉真一さんのまねをして『ベリグー!』とやるんですけど、彼は日本語だと思って話している」とタランティーノの近況を報告すると、栗山も「うれしいですよね。映画に関わったことで、いまだにクエンティンの中に生きていると思うと」と笑顔で語った。(取材・文:壬生智裕)

映画『ヘイトフル・エイト』は2月27日より全国公開


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