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『MUD マッド』監督の新作は超能力を持った息子と父のSFスリラー!【第66回ベルリン国際映画祭】

『MUD マッド』監督の新作は超能力を持った息子と父のSFスリラー!
わたしがマイケル・シャノンです! - 会見で名札を手にポーズを取るマイケル - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間12日、第66回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出されている映画『ミッドナイト・スペシャル(原題) / Midnight Special』のマイケル・シャノン、キルステン・ダンスト、ジェフ・ニコルズ監督(『MUD マッド』など)らが会見を行った。

 本作は、超能力を持つ息子(ジェイデン・リーバハー)を追っ手から守ろうとする父親(マイケル)を描くSFスリラー。なぜ追われているか、息子の持つ能力とは何か、次第に明かされる過程と追跡劇の両方でスリルを盛り上げ、迎えるクライマックスが感動的だ。

 実際に幼い息子が熱性けいれんを起こしたことが本作の製作のきっかけになったというニコルズ監督は、「病院に駆け込み、死ぬのではないかと思いました。そして、息子に何でも起こりうる、それに対して自分にはどうしようもできないことに気付いたのです」とそのときのことを語った。幸い大事には至らなかったが、その経験の恐ろしさがわが子への強い愛情につながっていると続けた。

 ニコルズ監督のデビュー作に主演して以来、長編全てに出演してきたマイケルは「ごく初期から一緒に仕事ができたのは名誉なことだね。(ニコルズ監督は自分にとって)お父さんみたい、は違うな、デイケアとか幼稚園の先生みたい? 人生は不思議だよね」と独特の飄々とした語り口で、年下の監督への敬意を表した。

 本作には、息子が父親から母親(キルステン)に託される場面がある。緊迫した状況で父親と母親が自然に別々の役目を担うのが、家族の信頼を感じさせるシーンになっている。「父親から始まり、母親の手に渡されるときが来るのは、重要なことでした。妻にはできて、僕にはできないことがあるのです」とニコルズ監督は説明した。コンペ作品の中では異色の、スケールの大きなSFとなっている本作が、どう評価されるか楽しみだ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第66回ベルリン国際映画祭は2月21日まで開催


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