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ティファニーの影響を描いたドキュメンタリーの裏側

ティファニーの影響を描いたドキュメンタリーの裏側
マシュー・ミーレー監督 - Bennett Raglin / Getty Images

 世界的に有名なジュエリーブランド、ティファニーを題材にしたドキュメンタリー映画『クレイジー・アバウト・ティファニーズ(原題) / Crazy About Tiffany’s』について、マシュー・ミーレー監督が2月22日(ニューヨーク現地時間)、電話インタビューで語った。

 本作は、ティファニーの設立経緯、スタッフ、そしてセレブへのインタビューなどを通して、ティファニーがいかに映画やテレビ業界、スポーツ業界などに影響を及ぼしたかをひもといていく。『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』のミーレー監督がメガホンを取った。

 ティファニー本店の撮影許可について、「前作『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』の製作におよそ2年費やした際に、高価な小売店がデパートにもたらす影響も(リサーチのために)調べていて、そんな中でティファニーを見逃すことができなかった。今作ではおよそ1年間、彼ら(ティファニー)とのコミュニケーションを通して、徐々に信頼を得ていき、完全な撮影権限が与えられた」と時間がかかったことを明かした。

 チャールズ・ルイス・ティファニーやジョン・B・ヤングがティファニー・アンド・ヤング(前身)を設立した際に、値引き交渉に応じないとしたことは、当時高価な商品を売る店として勇気ある決断ではなかったのか。「1830年代にティファニー(前身)が設立された頃は、他の店でも宝飾品には値札がつけられていたが、値引き交渉するのは当然のこととされていた。ティファニーが(宝飾品店で)初めて、値札に値引きの交渉をしないという意味を持たせたと思う。確かに勇気のある決断だった」と答えた。

 ウインドウ・デザイナーのジーン・ムーアについて「ニューヨークのデパート、バーグドルフ・グッドマンを描いたときもそうだったが、5番街の店の人たちのほとんどは、ジーン・ムーアに敬意を表している。彼はウインドウ・デザインの名付け親的な存在だ。今作で彼の展示したウインドウ・デザインを見せることができて良かった。彼は1955年にティファニーと関わってから、アンディ・ウォーホルやジャスパー・ジョーンズが今のような評価を受けていない頃から、彼らを雇ってウインドウ・デザインしていた」と話した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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