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18歳で日本を飛び出し、ディズニー就職の夢をつかんだ女性

18歳で日本を飛び出し、ディズニー就職の夢をつかんだ女性
ディズニーで働く日本人アーティスト・斉藤千佳 - (C)KaoriSuzuki

 ディズニーで働くアーティスト・斉藤千佳は、8年前、18歳のときに日本を飛び出し、「ディズニーで働きたい」という夢を実現させた女性だ。彼女は当時のことを振り返り、「怖いというよりも今いかないといけないみたいな気持ちがすごく働いたんです」と語る。

 宮崎出身の彼女は、最新作『ズートピア』の主人公であるウサギのジュディのような経歴の持ち主だ。ジュディは親に心配されながらも、警察官になるという夢をかなえるために大都会である「ズートピア」に向かう。斉藤も親から心配や反対を受けながらも、自分の夢のために、高校卒業後すぐに18歳で宮崎から一人で渡米した。初めての環境、言葉も全然しゃべれない、コンピューターの専門用語などもわからない。だが彼女は不安と期待を胸に、「人の3~4倍努力すればもしかしたらいけるかもしれない」と己の道を突き進んでいった。

 そしてウォルト・ディズニー・アニメーションのインターンシッププログラムに合格。彼女は1年間仕事について猛勉強しつつ、『ベイマックス』にも参加したという。その後は経験を積むために違うスタジオに向かい、新作『ズートピア』から再び同スタジオに戻ってきた。

 「自分の夢から目をそらすことはなかった」と力強く語る彼女の原点には、中学校の時に職業体験学習で直面した子供たちの「夢のなさ」が関係しているという。「職業体験で向かった幼稚園で子供たちに将来の夢を聞いたときに、夢がないという子がすごく多かったんです。子供のころって宇宙飛行士とかいろんな夢を見られたと思うんですよね。けれども、子供たちが『夢がない』と言ったことがショックで。それがきっかけで、子供たちに夢とか希望とか与える仕事をしたいなと思ったんです」。彼女の願いを反映するかのように『ズートピア』は、「夢」に対する強い思いがあふれた作品になっている。

 また夢を実現させる秘訣は、「気持ちを強く持つこと」だと熱弁。「自分の不安とか心配とか、みんなよりも劣っているんじゃないかという怖さって、自分を逃げ腰にさせたり、言い訳を作ったりしてしまうんですよね。『やっぱりアメリカ人は英語しゃべれるしね』なんて。わたしもそれを経験しました。でも必ずやり遂げようとする強い心があればかなうと思うんです」。覚悟を決めて夢にぶつかってみればいい……そう語る彼女の真っすぐな瞳が印象的だった。(編集部・井本早紀)

映画『ズートピア』は4月23日より全国公開


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