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リアルすぎ!ディカプリオに施された世界最高峰の特殊メイク

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レオナルド・ディカプリオは本作でオスカーを獲得
レオナルド・ディカプリオは本作でオスカーを獲得 - (C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

 『レヴェナント:蘇えりし者』の特別映像が公開され、本作で悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得した「レオ様」の愛称で親しまれる俳優レオナルド・ディカプリオに施された世界最高峰の特殊メイクの一端が明らかになった。

 本作はレオと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がタッグを組んだ注目作。熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンター、ヒュー・グラス(レオ)は、同じ狩猟グループのメンバー、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に大切な息子を殺され、置き去りにされてしまう。大自然の脅威の中で必死に命をつなぎながら、息子を殺されたことへの復讐を執念で果たそうとする主人公の壮絶なサバイバルを描く……。

 圧倒的なスケールと映像美で話題の本作だが、主人公が熊に襲われるシーンはまさに圧巻。公開された特別映像のインタビューでレオは、「観客の誰もが初めて目にする映像体験だ」と自信をのぞかせる。熊に攻撃された人間の身体がどうなるかを分析することから取り組んだシーンは、レオの全身を装置で覆い4時間半かけて撮影されたという。そして熊が残した傷跡や脱臼した足は特殊メイクなどで見事に表現され、徐々に治癒していく傷や感染した深傷など、時間の経過もリアルに描かれている。

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 そんな本作でメイクアップを担当したのは『タイタニック』以来、レオと20年間協力を続けているシアン・グリッグ。公開された特別映像でシアンは「(今回の)メイクの規模は桁違い」と断言し、撮影監督のエマニュエル・ルベツキも「本作のメイクは今まで見た中で一番すごい」と太鼓判を押している。

 もじゃもじゃに髭を伸ばしたレオの鬼気迫る演技もさることながら、レオを傷だらけの猟師へと変身させた「特殊メイク」「撮影技術」「熊」にもぜひ注目してほしい。(編集部・海江田宗)

映画『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

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