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ジブリ新作『レッドタートル』がカンヌで特別賞!高畑監督も喜び【第69回カンヌ国際映画祭】

ジブリ新作『レッドタートル』がカンヌで特別賞!高畑監督も喜び
カンヌ公式上映後に取材に応じた鈴木敏夫プロデューサーとマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督

 現地時間21日、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門の授賞式が行われ、スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が特別賞を受賞した。オランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督は「この映画をまだ見ていない人はいつか見てください。これはスタッフと私の努力の結晶です。高畑さん、ありがとう!」と同作のアーティスティックプロデューサーを務めた高畑勲監督に感謝の言葉を贈った。

 嵐で難破し、ウミガメやカニや鳥たちが暮らす無人島に流れ着いた男の一生を、セリフなしで、時に穏やかで時に荒々しいアニメーション&音楽で描いた本作。2006年にジブリからのオファーを受けて企画がスタートし、デュドク・ドゥ・ヴィット監督とアーティスティックプロデューサーに就任した高畑監督は、物語が象徴するものや哲学といった大本の部分から、登場人物の服などの細部に至るまで、ディスカッションを重ねたという。

 ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは今回の受賞を受け、「メルシーボクゥ(ありがとう)、マイケルさん。そして、おめでとう。完成までの10年間は長かったけれど、カンヌ映画祭で特別賞に選ばれて、僕も本当にうれしいです」と喜びのコメントを発表。「高畑さんはじめ、制作にかかわったスタジオジブリのスタッフ一同も喜んでいます」と日本の様子を明かすと、「この受賞をきっかけに、フランス、日本、そして世界中で一人でも多くの人に見てもらいたいです」と作品が世界に羽ばたくことに期待を込めた。

 ある視点部門では、『レッドタートル ある島の物語』が特別賞を受賞したほか、深田晃司監督作『淵に立つ』が審査員賞に輝いた。(編集部・市川遥)

第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月22日まで開催
映画『レッドタートル ある島の物語』は9月17日より全国公開


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