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なぜキアヌがこの映画に?ムカつく設定&吐き気する幸せ野郎

なぜキアヌがこの映画に?ムカつく設定&吐き気する幸せ野郎
ディープな2人(平山夢明と高橋ヨシキ)

 キアヌ・リーヴス主演の映画『ノック・ノック』公開記念イベント「部族に喰われて美女に喰われる! イーライ・ロスはやめられナイト」が9日にヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、デザイナーでライターの高橋ヨシキと作家の平山夢明がディープなトークで会場を沸かせた。

 この日はイーライ・ロスがイタリア映画『食人族』(1983年日本公開)をモチーフに描き出した『グリーン・インフェルノ』上映後に2人のトークイベントを実施。観客の満足げな顔を見た平山が「なかなかいい劇場でやるんだね、イーライ・ロスって。この空気感って『グリーン・インフェルノ』を観た後の感じだよね。いっぱいすき焼きを食った後みたいなまったりした感じというかね」と会場の様子を例えると、高橋も「みんなニコニコしているもんね」と笑って見せる。

 その後は、トークショー後に続けて上映されることになっていたイーライ・ロスの最新作『ノック・ノック』について語ることに。嵐の夜にびしょぬれになっていた美女2人を家に招き入れてしまった男が、やがて破滅の道に突き落とされるさまを描き出した本作。美女に陥れられる男エヴァンにふんするのは人気ハリウッドスターのキアヌ・リーヴスだ。

 高橋が「キアヌの役どころは元売れていたDJで、今は建築家。どこを切り取ってもムカつく設定でしかない。また奥さんがつまんないアーティストでね。しかも家族の写真を好んで張りたがるような。そんな家は壊したくなりますよね」と切り出すと、平山も「吐き気がするほど幸せな野郎なんだよね。この先には幸せしかないというところに、女王蜂みたいなヤツらが入ってくる。すばらしい映画ですね。観ていていろんな留飲(りゅういん)が下がりますね」とほれぼれとした様子だった。

 本作は1977年の映画『メイクアップ 狂気の3P』がモチーフ。平山は「前回のは安い貧乏映画みたいな感じがあって、その中で頑張っている感じがしたけど、今回はすっきりとして高級感があるから、(主人公の)いまいましさが倍増している」と切り出すと、「(オリジナル版は)オヤジがサンチョみたいなヤツだったからしょうがないなという感じはあったけど、今回はキアヌだからね。なぜこの映画に出ようと思ったのか。クエスチョンがわくね。だから映画を観ながら、『そうか、これがやりたかったから出たんじゃないかな』というような答え探しをしてみるといいよね」とオススメの鑑賞方法を伝授。すっかり「イーライ・ロスはやめられない」といった感の2人だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『ノック・ノック』は6月11日より全国公開


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