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アン・ハサウェイ人生を変えた言葉…最愛の監督への追悼

アン・ハサウェイ人生を変えた言葉…最愛の監督への追悼
まるで親子のよう…アンとマーシャル監督(2004年に撮影されたもの) - Giulio Marcocchi / Getty Images

 女優のアン・ハサウェイが、先日亡くなったゲイリー・マーシャル監督を追悼するコメントを自身の人生を変えたという監督の言葉を交え、Instagramで発表した。マーシャル監督作『プリティ・プリンセス』で映画デビューを果たしたアンにとって、彼の存在がかけがえのないものであったことをうかがわせる内容となっている。

 ジュリア・ロバーツ主演の『プリティ・ウーマン』(1990)で世界の女性のハートをつかんだマーシャル監督が、平凡な女子高生を主人公に21世紀のシンデレラストーリーをつむいだ『プリティ・プリンセス』(2001)。当時、無名に近かったアンは、同作のヒロインを務めたことで、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たした。

 アンを華やかなキャリアへと導いたマーシャル監督が19日(現地時間)、この世を去った。訃報を受けて、アンは「天国がもっと面白いところになったわね。ゲイリー愛しているわ。本当にいろいろありがとう」と最初の追悼メッセージをアップ。それからおよそ5時間後、ゲイリー監督と『プリティ・プリンセス』のクラリス・レナルディ女王役を務めたジュリー・アンドリュースとの3ショットを「昨夜は眠れなかった」という書き出しの長文を添えて掲載した。
 
 「月が明るすぎるのと、ゲイリーが亡くなったばかりで私の心は途方もない悲しみに暮れていたわ。外に出て、おかしな青白い月の光を浴びた。夜に自分の影を見て驚いた。『ゲイリーは素敵な夜を残していったわ』って思った」と悲痛な思いを打ち明けるアン。

 「ゲイリーは優しい人でした。彼は寛大でした。彼は親切極まりない人でした。彼は思慮深く、素敵で、とても陽気で、笑いが止まらないような人でした。私が彼に出会ったのは、自分はもう大人だと思いこんでいるような子供だったころ。彼は思いやりと忍耐、そして尊敬の念に加え、いつもいつも愛情を持って、私に接してくれました。彼と3本の映画を撮れたことが何より幸せです。私が彼に最後に会った時(それが最後になるなんて思ってもいなかったけど)、彼が私のお腹にいた息子のことを祝福してくれて、うれしかった」と出会った当時と、最後に過ごした時のことをつづった。

 続けて、「『プリティ・プリンセス』の撮影が始まる前、彼は私にこう言ったわ。『映画がヒットするかどうかなんて誰にもわからない。でも唯一、自分自身でコントロールできるのは、撮影中に作る思い出だよ。だから、良い思い出を作ろう』って。そのアドバイスは、その映画以上に私の人生を変えたわ」とマーシャル監督にもらった言葉を紹介する。

 「彼はとても賢くしっかりしていて、でも心から人生を思うままに生きていたわ。それこそが彼の映画の作り方でもあった。最近では、そんな勇気を持った人に会うことはなかなかない。目の前にいたときは気づかなかったけれど、彼は確かに前に進んでいたんだって、今はっきりとわかったわ。ゲイリーはヒーローだった。ハムスターを救うために火事の家に飛び込むようなヒーローではないけれど、彼はどんな状況でも明るい面を見て、底なしの心温かさで、出会う全ての人々を愛していたわ。なんてシンプルで、なんてすばらしいことなのかしら」とマーシャル監督への思いがあふれ出てくる様子。「あなたと出会えてよかった。わたしの人生をかけても感謝しきれないわ。あなたがしたようにわたしも自分の人生を全うするつもりよ。愛しています。安全な旅を、あなたの友より」と締めくくった。(編集部・石神恵美子)


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