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中山美穂、21年ぶり上映の『Love Letter』であの名ゼリフを再現【第29回東京国際映画祭】

中山美穂、21年ぶり上映の『Love Letter』であの名ゼリフを再現
『Love Letter』の名コンビがそろって登壇!

 女優の中山美穂が28日、都内で開催中の第29回東京国際映画祭「Japan Now」部門の映画『Love Letter』舞台あいさつに、岩井俊二監督と共に登壇。劇中の印象的なセリフとしてファンの心に残っている「お元気ですか~?」を観客から投げかけられた中山は、「わたしは元気です!」と弾ける笑顔で答え、会場を沸かせた。

 本作は、1995年に公開された岩井監督の劇場長編映画第一作で、第19回日本アカデミー賞などで優秀作品賞を受賞したほか、岩井監督、中山ら出演者も数々の賞を受賞した名作。主人公の渡辺博子(中山)が亡くなった恋人に送ったラブレターがきっかけで、彼と同姓同名の女性・藤井樹(中山二役)と奇妙な文通を始める様子が、小樽と神戸を舞台にした映像美の中で紡がれる。

 大きな拍手で迎えられた中山は、「21年ぶりに上映されて、みなさんと同じ時間を共有できるこの時間がとても幸せです」としみじみと語りかけると、岩井監督と一緒に撮影時を振り返った。

 一人二役を演じた中山は、キャラクターの違いが出せるか不安だったことから、撮影前の打ち合わせで、岩井監督に「髪型とか変えた方が良いですか?」と聞いたそうだが、岩井監督から「そのままでいいよ」と言われ、「ますます不安になってしまって……」と苦笑い。しかし、監督の絶妙な演出によって演じ分けはうまくいったよう。岩井監督は「まだ若い監督でしたけど、要求が厳しかったですね」と反省するが、中山は「現場ではピリッとした緊張感を持ちながら楽しむことができました」とうれしそうに話した。

 初めて二役にチャレンジした中山同様、岩井監督も本作を「挑戦だった」と表現。「(普通の)映画は記憶をたどるミステリーが前半にあって、それを解き明かすところでクライマックスを迎えるけど、(本作は)蓋を開けたら散漫な記憶が雨あられのように出てくるという、後半でミステリーが崩壊していく流れになるというのをやりたかった」と、本作が狙い通りの作品になったことを打ち明け、中山やファンをうなずかせていた。(取材/錦怜那)

第29回東京国際映画祭は11月3日までTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか都内各所で開催中


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