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青木崇高、運命の出会いを経て変化「お互いを受け入れ認め合うことで成長する」

青木崇高、運命の出会いを経て変化「お互いを受け入れ認め合うことで成長する」
結婚がもたらした変化を語る青木崇高

 14年前のパリでの偶然の出会いをきっかけに生まれた、映画『雨にゆれる女』で主演を務めた青木崇高が、縁を大切にしてきた人生観や新婚生活について明かした。

 本作は、ホウ・シャオシェン監督の『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(1998)、ジャ・ジャンクー監督の『山河ノスタルジア』(2015)、行定勲監督の『ピンクとグレー』(2015)まで、数々の国内外の映画音楽を手掛けてきた半野喜弘の映画監督デビュー作。半野は、音楽はもちろん脚本・編集までも手掛けている。そして同作で青木は、大野いと演じる謎の女との出会いから哀しい運命の皮肉をたどることになる、素性を隠した孤独な男を演じている。

 海外放浪癖があったという青木は、「人見知りな部分もありましたが、進学のため関西から上京したときに、恥をかいてでもとにかくいろんな人と話したり接点を持とうとしました」との思いから、海外でも日本人を見かけたらとにかく声をかけるようにしていたそうで、「いろんな人と出会って人生を勝ち取った方が、絶対に人生が面白く転がるだろうと感じていたので、旅では特にそれをテーマにしていた部分もありました」と振り返る。

 そんなバックパッカーをしていたときにパリ4区のカフェで偶然知り合ったのが、パリを拠点にした作曲家の半野だった。それが俳優デビューと同年の2002年で、当時からモデル活動もしていた青木は、俳優を目指していることや帰国後に映画の2次オーディションを受けることなどを半野に語り、意気投合して朝まで半野の友人宅で飲み明かした。それから10年後、東京のとあるレストランのカウンターで偶然隣合わせとなって運命の再会を果たし、作品をつくろうと誓い合ったという。「やっぱりこういう仕事を選んでいる以上、面白い経験をしたいことがベースにあるので、断る理由はないです。そういう刺激を受けたり、どうなるかわからないことをするような人生にしていきたいですから」。

 そんな青木の「縁というものを大切にしていれば、悪い人生にならないだろう」という信条がキャリアにも結実しているように思うが、プライベートでの大きな縁と言えば、テレビドラマ「ちかえもん」(2016)で共演した女優の優香との結婚を今年6月に発表した。少し落ち着こうかなと思っていたときの出会いで、「今は奥さんと一緒にいることでの発見がすごく刺激的で、楽しいですね」と充実した表情。

 「以前は見知らぬ場所の一人旅を通して自分を知る部分もありましたが、奥さんが自分を映す鏡とでもいうか、一緒に生活していく中で自分が見えたりするのは、一人では絶対に経験できなかったことです」と、新婚生活での発見や刺激を打ち明ける青木は、さらに「人間として当たり前のことですが」と前置きしつつ、「協力し合うとかお互いを受け入れて認め合うとかを、頭でなく心で理解することは、心の成長をもたらしますから、それを感じとれたのはすごく大きいと思う」とも語り、表現者としてのさらなる進化も予感させた。(取材・文:天本伸一郎)

映画『雨にゆれる女』は11月19日よりテアトル新宿にてレイトショー公開


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