『アベンジャーズ/エンドゲーム』3時間の上映時間でトイレに行けるタイミングは0!「水分は控えて」
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』フィルムメーカー記者会見が15日に韓国で行われ、監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ、製作総指揮を務めたトリン・トランが最新作について語った。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)1作目となる『アイアンマン』(2008)から本作までの22作品を“インフィニティ・サーガ”と総称するファイギは「『エンドゲーム』がMCUの集大成となります」と説明。MCUの今後については、「具体的には言えないですが、今後も新しいヒーローを描いていく予定です」と10年かけて築き上げたユニバースを継続させていくとあらためて明言した。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)からMCU入りを果たしたルッソ監督は、「これだけ壮大な物語を展開する作品は、映画史において『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ以外ないんじゃないかと思います」と振り返る。製作段階で心身共に疲弊してしまった時期もあったというが、「作品を待ち望むファンを喜ばせたい」という思いが彼らを動かし、成功へと導いたという。マーベルを“家族”と表現する監督は、「キャリアの中で最も貴重な体験をさせてもらった」と語り、マーベルとの再タッグを強く希望していた。
前作『インフィニティ・ウォー』は、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)をはじめとした女性ヒーローが活躍する姿も目立った。本作ではさらに、ブリー・ラーソンふんするキャプテン・マーベルが加わることから、トランは「キャプテン・マーベルは、本作で重要なキャラクターになるかもしれない。映画のポスターなどにも大きく描かれていますしね。男性ヒーローと共に女性陣も肩を並べていることはとても誇らしいです」と彼女たちの活躍に期待を寄せた。
約3時間というMCU史上最長の上映時間も話題となっている本作。映画の楽しみ方について、監督は「スナックは持ち込んでもいいですが、飲み物は前日から控えた方がいいと思います。またトイレを気にしている方は、映画でタイミング良く行けるシーンが1つもないので気をつけてください」とユーモアを交えてアドバイスしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日より全国公開