「ワンパンマン」ハリウッド実写化へ!『ヴェノム』脚本家コンビが参加
日本の人気漫画「ワンパンマン」の実写映画化を米ソニー・ピクチャーズが進めているとVarietyなどが報じた。『ヴェノム』の脚本家コンビ、スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナーが脚本を執筆し、マーベル・スタジオの創設者であり、映画『スパイダーマン』シリーズなども手掛けてきたアヴィ・アラッドの制作会社アラッド・プロダクションが制作する。
【画像】かっこよすぎ!「ワンパンマン」村田雄介が描いたスパイダーマン
「ワンパンマン」は、あらゆる敵をパンチ一発で倒すヒーロー・サイタマを主人公にしたギャグアクション漫画。漫画家のOneが2009年からウェブサイトで連載を始めるとインターネットの口コミで広まり、2012年から作画の村田雄介と共に「となりのヤングジャンプ」で連載を始めた。その後、同シリーズは世界中で3,000万部以上を売り上げ、アメリカでもニューヨーク・タイムズの漫画ベストセラーリストに載るほど注目され、漫画のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞にもノミネートされた。テレビ東京のアニメシリーズ版も高く評価され、同公式Twitterでも今回のニュースが紹介されている。
脚本家のローゼンバーグ&ピンクナーは『ヴェノム』の成功に一役買っただけでなく、昨年公開された『ジュマンジ/ネクスト・レベル』も手掛け、世界中で7億9,657万5,993ドル(876億円)の興行収入を稼ぎ出し、ソニー・ピクチャーズのお気に入りとなっている。今作でも興行的な成功が期待されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)