中条あやみ&杉野遥亮、演じた役柄の恋の成就に期待「結婚してほしい」
女優の中条あやみが13日、新宿バルト9で行われた映画『水上のフライト』の初日舞台あいさつに共演者の杉野遥亮と出席し、お互いが演じた劇中の役柄に「結婚してほしい」と期待を寄せた。この日は中条と杉野とともに小澤征悦、土橋章宏(脚本)、兼重淳監督も登壇した。
本作は、事故で車椅子生活になった走り高跳びの選手がカヌーと出会い、新たな夢に向かって進んでいく姿を描いた人間ドラマ。主演を務めた中条が主人公の遥、杉野が彼女を裏方で支える仲間の颯太、小澤がカヌーのコーチを演じた。公開初日を迎えたこの日、中条は満員の客席を前に「胸いっぱいです。最後まで観て、みなさんに笑顔になってほしいです」と感無量の表情であいさつ。
続けて、見どころについて聞かれると「たくさんありますが、今日は杉野くんのファンがたくさん来ているので、杉野くんが小澤さんと2人でダイブして溺れた私を助けに来てくれる胸キュンポイントを観てほしいです」とアピールする中条。その言葉に杉野は照れ臭そうな表情を浮かべつつ「中条さんのカヌーも上達されていて、胸を打ちます」と語った。
また、心を通わせていく遥と颯太がどんな関係になっていくのかについて、映画で描かれたストーリーの続きをキャストたちで推測する一幕も。中条は「遥は誰ともあまり心を打ち解けることができなかったけど、颯太さんは人の痛みがわかる男性で、遥も頼れる部分があったのかなと。個人的には、そのまま結婚してほしいと思います」とコメント。これには杉野も同意して「僕だったら恋していると思います。恋というか、結婚したいね」と中条に声をかけると、中条は「恥ずかしいね」と赤面しつつ「これはもちろん遥さんと颯太の願望です」と返した。
さらに、自分を支えてくれるものについて話題に挙がると、中条は家族と答えて「実家に帰ると親がご飯を作ってくれて、甥っ子や姪っ子にも会える。素の自分に戻れる瞬間です。これからもこの家族に会うために頑張ろうって思えるので」と理由を明かした。(取材・文:名鹿祥史)
映画『水上のフライト』は公開中