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最高齢受賞のアンソニー・ホプキンス、オスカーは予想外 インスタで感謝のメッセージ

第93回アカデミー賞

映画『ファーザー』のアンソニー・ホプキンス
映画『ファーザー』のアンソニー・ホプキンス - Sony Pictures Classics / Photofest / ゲッティ イメージス

 26日(現地時間25日)に発表された第93回アカデミー賞で、史上最高齢となる83歳で主演男優賞に輝きながらも授賞式を欠席していた、映画『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスが、Instagramで感謝のメッセージを発信した。

【画像】大胆なドレス続々!第93回アカデミー賞授賞式

 同作で、認知症の進行により記憶が混乱していく老人を演じたアンソニーは、昨年8月にガンのため亡くなった『マ・レイニーのブラックボトム』のチャドウィック・ボーズマンさんの受賞が有力視されるなか、主演男優賞を受賞。本年度の授賞式は、作品賞の発表がラストから3番目に回され、主演男優賞がトリを飾る形になったが、アンソニーの欠席により、特に受賞スピーチもないまま幕を閉じた。

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 同日、故郷ウェールズからInstagramを更新したアンソニーは、アップした動画内で、全く受賞を予想していなかったと告白。「アカデミー賞に心から感謝しています。そして、あまりにも早く私たちから奪われてしまった、チャドウィック・ボーズマンに敬意を表します。また、あらためて感謝を。全く予想していなかったので、本当に光栄に思っています」とメッセージを送った。

 アンソニーは、先日発表された第74回英国アカデミー賞(BAFTA)でも主演男優賞を受賞したものの授賞式を欠席。式の終了後、リモートで参加した受賞者インタビューで、やはり自分が受賞するとは思っておらず、故郷ウェールズで絵を描いていたと明かしていた。

 例年ハリウッドのドルビー・シアターで開催されてきたアカデミー賞授賞式だが、本年度は限定的な使用にとどまり、新型コロナウイルス感染症対策としてユニオン駅内に作られた特設会場をメイン会場に、出席人数を絞って開催された。新型コロナの影響などから、渡航がかなわなかった候補者のため、ロンドン、パリなどからの中継も繋がれた。(編集部・入倉功一)

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