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『100日間生きたワニ』映画オリジナルエピソードをキャストらが語る、新場面写真も

ワニ、ネズミ、モグラ、センパイ、イヌが揃った集合写真
ワニ、ネズミ、モグラ、センパイ、イヌが揃った集合写真 - (C)2021「100日間生きたワニ」製作委員会

 社会現象を巻き起こした4コマ漫画をアニメーション映画化した『100日間生きたワニ』(7月9日公開)から、映画オリジナルで描かれる“あの日から100日後”の物語について、神木隆之介らキャストからのコメントが公開された。

【写真ギャラリー】『100日間生きたワニ』新場面写真

 本作は、原作者きくちゆうきが100日間(2019年12月12日~2020年3月20日)にわたってTwitterに投稿した、ワニの何気ない日常をつづる4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」を映画化。100日間のワニの日常と、100日後、大切なものを失った仲間たちの姿を描く。主人公ワニの声を神木が担当するほか、ワニの親友ネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴が務める。監督・脚本は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、その妻でアニメーション監督としても活躍するふくだみゆき

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 映画化にあたり新たな物語が付け加えられたことについて、神木は「僕はワニを演じ、ワニに共感する人なので、その後のことについては少し他人事のような気もしているのですが、倫くんや昴くんたちが、時間がある意味で止まってしまったところからどう向き合うのか、そしてその時間がまたどうやって溶けていくんだろうというのを楽しみにしています」とワニを演じた神木こその感情を明かした。

 一方、残された側の中村は「映画になるということは、何か物語の芯が必要だと思うんです。原作にもそれはありましたが、映画になったことによってその深度は増したのかなと思います」と語り、また、木村は「監督が作品を作るにあたっての想いをアフレコ前に伝えてくださったんですが、コロナ禍を経て人々の価値観も変わってくるなかで、新しく脚本を書き直したいと。時代を、今を生きる物語なんだなというところに改めて魅力を感じた。そのなかで、映画である醍醐味がより出てきたと思う」と監督から受け取った作品への想いを明かした。

 ワニが思いを寄せる、バイト先のセンパイを演じた新木優子は「最初に原作を読んだ時に、個人的にその先の物語が気になっていたので、映画で(その後の物語が)描かれると聞いて嬉しかったし、自分が想像していた以上にワニの気持ちに寄り添うことができて、一読者として嬉しかったです」と新たなストーリーとの出会いを喜んだ。

 なお、新たに公開された全6枚の場面写真では、ワニとネズミ、モグラ、センパイ、イヌが仲良く集合写真に写っているシーンをはじめ、“あの日から100日後”に街にやってきたカエルの姿などが映し出されている。(高橋理久)

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