『ツイスター』続編、来春撮影へ
ユニバーサル・ピクチャーズとアンブリン・エンターテインメントは、ディザスター映画『ツイスター』(1996)の続編の撮影を来年春にも始めたいと考えているのだという。Deadlineが報じた。
『ツイスター』は、離婚危機にある研究者ジョー(ヘレン・ハント)と気象予報士ビル(故ビル・パクストンさん)が、最大級F5クラスの巨大竜巻に立ち向かう姿を描いたパニック・スペクタクル。『スピード』のヤン・デ・ボン監督を、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた。
続編はユニバーサルとワーナー・ブラザースが共同出資し、ユニバーサルがクリエイティブ面での指揮を執る。『レヴェナント:蘇えりし者』のマーク・L・スミスによる脚本をスピルバーグが気に入ったことから、企画の優先順位が上がったのだという。両親と同じく竜巻を追うことに取りつかれている、ジョーとビルの娘が主人公となり、スタジオはヘレン・ハントがジョーを再演することを希望しているとのこと。
『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督がメガホンを取る予定だったが、ブラッド・ピット主演のF1映画を撮ることになったため離脱。現在、監督探しが行われており、『フリーソロ』のエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『バンブルビー』のトラヴィス・ナイトらが候補に挙がっている。(編集部・市川遥)