ADVERTISEMENT

東出昌大18キロ増量の『Winny』初映像公開 吉岡秀隆ら追加キャスト12名発表

新たに公開された本ポスタービジュアル
新たに公開された本ポスタービジュアル - (C)2023 映画「Winny」製作委員会

 ファイル共有ソフト「Winny」の開発者・金子勇さんの実話を東出昌大三浦貴大のダブル主演で映画化する『Winny』の公開日が2023年3月10日に決定し、初映像となる特報で、金子さんを演じる東出が役づくりのために18キロ増量した姿が公開された。併せて、吉岡秀隆渡辺いっけい吉田羊吹越満ら12名の追加キャストも発表された。

【動画】東出昌大が18キロ増量『Winny』特報

 本作は、開発者の未来と権利を守るために、権力やメディアと戦った男たちの真実を基にした物語。東出が簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発したプログラマーの金子さんを、三浦が著作権法違反幇助の容疑をかけられた金子さんの不当逮捕を主張する弁護士・壇俊光さんを演じる。監督・脚本を、自主映画『Noise』(2019)が海外映画祭で高い評価を受け、今年8月に公開された『ぜんぶ、ボクのせい』で商業映画デビューを果たした松本優作が務めた。

ADVERTISEMENT

 特報は、Winnyを開発した罪で逮捕・勾留された金子(東出)が、壇弁護士に「戦うしか無いですよ」と鼓舞されるシーンから始まる。Winnyが世を騒がせる中、逮捕状を突き付けられ、法廷に立つ金子の姿も。一方、金子の不当逮捕を主張する弁護士・壇(三浦)は「警察は、国民にこの逮捕・勾留は正しかったと胸を張って言えますか? と聞いているんです」と声を荒げる。

 新たに公開されたポスタービジュアルは、「不当逮捕から無罪を勝ち取った7年の道のり」というコピーとともに、逮捕・起訴された金子と、彼を弁護する弁護団が裁判所に向かう様子が切り取られている。

新たに発表されたキャスト 上段:左から皆川猿時、和田正人、木竜麻生、池田大 中段:渡辺いっけい、吹越満、吉田羊、吉岡秀隆 下段:金子大地、阿部進之介、渋川清彦、田村泰二郎

 さらに、東出と三浦を取り巻く12名のキャストも発表。警察内部の腐敗を暴く仙波敏郎に吉岡秀隆、金子逮捕の陣頭指揮をとる北村文哉に渡辺いっけい、金子の心の支えとなっていた姉に吉田羊、壇弁護士らに共鳴し彼らを助ける敏腕弁護士・秋田真志に吹越満。皆川猿時和田正人木竜麻生渋川清彦池田大金子大地阿部進之介田村泰二郎が名を連ねる。

ADVERTISEMENT

 吉岡秀隆、渡辺いっけい、吉田羊、吹越満のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

吉岡秀隆

 実際にいらっしゃった、組織に屈しない警官の役は難しかったですが、松本監督はじめ若いスタッフやベテランスタッフと映画の力を信じることで作り上げることができたと思っています。東出くん、三浦くんが素晴らしい。とても勉強になりました。

渡辺いっけい

 逮捕のシーンでは金子氏を演じる東出君の無防備な佇まいが実にリアルで、逮捕する側の僕が「不当逮捕の怖さ」を肌で感じてしまいました。法廷のシーンでは吹越君演じる秋田弁護士とのスリリングなやり取りが忘れられません。金子氏がプログラミングに夢中になるその姿はエンタメの世界に身を投じる人間にとって深く深く共鳴できる部分です。だからこそ撮影現場には「真実を伝えよう」という強い思いが常に溢れていた気がします。

吉田羊

 この度、金子勇さんのお姉さまを演じるにあたり、撮影前、ご本人とお会いする機会をいただきました。「映画になることで、沢山の方が弟を知り、思い出し、話題にしてくれる、それが嬉しい」と話された言葉が印象的でした。聡明で純粋で穏やかな佇まい、そして何より弟さんを大好きなお気持ちを大切に演じさせていただきました。今や世界中で利用される技術を日本人が先駆けて開発していた。それが成熟し実用化される未来が何故消えたのか。この映画を一人でも多くの方に観て頂くことが、今後産まれくる新たな才能を守る後押しになる気がしてなりません。ぜひ、劇場でご覧頂けますと幸いです。

吹越満

 法律の知識なんてないのに専門用語の嵐。しかも、長ーい裁判シーンがある。そんな弁護士の役を受けちゃって苦労した俳優はたくさんいるんでないだろうか。僕も過去に何度か。しかーし、今回は違いました。もちろん苦労はありましたが、気持ちよかっっった! のです。この映画は、実話を元にしています。シーン74の証人尋問も、実際の裁判記録を元に構成しています。なのに、まるで映画の台本みたいな流れでした、笑。僕の演じた弁護士秋田真志さんがどれだけ優秀で魅力的な弁護士なのかが分かります。実際の裁判は、舞台の様だったのではないかと想像できます。(僕の演技がうまくいったのかは、おいといて(汗笑)。京都弁は大変でしたが、頂いた役が秋田真志さんでよかったです(笑)。撮影前に読んだ秋田さんの『実践!刑事証人尋問技術 PART2』は、普段の生活の中でのちょっとした言い争いや口喧嘩の場面に遭遇したときなどのために読んでおいてもいいかも、と思いました。

東出昌大が18キロ増量!実話に基づく衝撃作『Winny』特報 » 動画の詳細
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT