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『エイリアン2』売り込み時の逸話は本当 ジェームズ・キャメロンが振り返る

キャメロンの自信の通り大ヒット - 画像は『エイリアン2』より
キャメロンの自信の通り大ヒット - 画像は『エイリアン2』より - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開中のジェームズ・キャメロン監督が、同作にも出演するシガーニー・ウィーヴァーとタッグを組んだ大ヒット作『エイリアン2』(1986)に関する逸話について、Empireのインタビューで事実だと認めた。

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 同誌のインタビューは、シガーニーをはじめとする俳優陣や、ギレルモ・デル・トロライアン・ジョンソンらハリウッドで活躍する監督たちからの、『アバター』の設定や映画作りに関する質問にキャメロンが答えるというもの。そのなかで、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督が『エイリアン2』にまつわるエピソードについて尋ねている。

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 それが、リドリー・スコット監督の傑作SF『エイリアン』(1979)続編のアイデアを売り込むミーティングで、タイトルの『エイリアン』(ALIEN)にSを書き加えて『エイリアン2』の原題(ALIENS)にしたうえで、そのSをドル記号($)に書き換えたというもの。

 「それは本当だ」と返答したキャメロン監督は「スタジオのトップやエグゼクティブプロデューサーたちとミーティングをした時、自分の脚本をひっくり返して、白紙のページに『ALIEN』と書いてから、最後にSを書き加えた。それから、そのSに縦から2本線を加えて、掲げてみせたんだ」と振り返った。

 「『エイリアン』と密接につながるお金のサイン(ドル記号)を見せたのは、古典的な条件付けだったのかもしれない。あるいは、僕の自信がそうさせたのかも。どちらにしろ、彼らの答えはイエスだったよ」

 キャメロン監督の読みは当たり、『エイリアン2』は推定1,850万ドル(約24億9,750万円)の製作費に対して、全世界興行収入は1億3,000万ドル(176億8,500万円)以上を稼ぎ出し、シリーズが続くきっかけとなった。

 キャメロン監督は、自らメガホンを取り世界興行収入歴代1位を飾った『アバター』(2009)の13年ぶりとなる続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』もヒット中。先々週の公開から、世界興行収入を8億8,938万1,686ドル(約1,201億円)まで伸ばしている。(数字は Box Office Mojo調べの速報値、1ドル135円計算)

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