実写『ゴールデンカムイ』アシリパ役は?山田杏奈に注目
山崎賢人(崎はたつさき)主演で野田サトルの人気漫画を実写化する映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)。主人公・杉元佐一(山崎)の相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシリパ(「リ」は小文字が正式表記)を山田杏奈が演じる。
原作屈指の人気ヒロイン・アシリパは、自然の中で生きるための豊富な知識を持ち、北海道の過酷な大地で生きるアイヌの少女。アイヌの埋蔵金を奪った男に父親を殺されており、仇を討つため、埋蔵金を追う元軍人の杉元と行動を共にすることになる。
そんなアシリパを演じる山田は、2001年1月8日生まれ、埼玉県出身の22歳。「ちゃおガール2011☆オーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入り。2018年、「幸色のワンルーム」でドラマ初主演、『ミスミソウ』で映画初主演。今年は映画『山女』の主演も話題となった。
山田は「年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました」と胸中を明かし、「現場で演じるほどにアシリパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました」と語っている。
『ゴールデンカムイ』は、「マンガ大賞2016大賞」など多くの賞を受賞し、シリーズ累計2,500万部超(全31巻)のベストセラーとなった野田サトルによる同名漫画の実写映画化作品。時代は、激動の明治後期。気高き北の大地・北海道を舞台に、金塊をめぐる三つ巴のサバイバル・バトルが繰り広げられる。本作を牽引するのは、映画『キングダム』シリーズを手掛けた制作プロダクション・CREDEUS。監督は映画『HiGH&LOW』シリーズなどの久保茂昭。脚本は『キングダム』シリーズなどの黒岩勉が担当する。(清水一)