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5月に公開される注目の実写化映画6選

シネマトゥデイまとめ

 小説、漫画、絵本を実写化した5月公開の注目映画を、ミステリーから恋愛ものまで6作選んでまとめました。

『ラプラスの魔女』 5月4日(金)公開

ラプラスの魔女
(C) 2018 映画「ラプラスの魔女」製作委員会

原作:東野圭吾「ラプラスの魔女」

監督:三池崇史

キャスト:櫻井翔広瀬すず福士蒼汰 ほか

 「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と東野圭吾本人が表現するミステリー小説を、『ヤッターマン』『藁の楯 わらのたて』などの名匠・三池崇史監督が実写映画化。『ヤッターマン』でも三池監督とタッグを組んだ櫻井翔が、『神様のカルテ2』以来4年ぶりに映画単独主演を果たしている。演じるのは、連続する不審死事件を調査する地球化学専門の大学教授・青江。事件性を否定する青江の前に“未来を予知”する謎の女性・円華(広瀬すず)が現れ、青江の想像を超える事件の恐るべき全貌があぶり出されていく。脚本は三池監督作『神さまの言うとおり』やテレビドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸

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『孤狼の血』 5月12日(土)公開

原作:柚月裕子「孤狼の血」

監督:白石和彌

キャスト:役所広司松坂桃李江口洋介真木よう子 ほか

 直木賞候補になった柚月裕子の警察小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などの鬼才・白石和彌監督が実写映画化。柚月は原作について「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語っている。そして、“警察組織VS暴力団”の構図で描かれる本作は、刑事役の役所広司&松坂桃李、ヤクザ役の江口洋介、竹野内豊らの大熱演が、命を懸けた男たちの生きざまに説得力をもたらしている。脚本は『日本で一番悪い奴ら』でも白石監督とタッグを組み、テレビドラマ「相棒」シリーズなども手掛ける池上純哉

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『のみとり侍』 5月18日(金)公開

原作:小松重男「蚤とり侍」

監督:鶴橋康夫

キャスト:阿部寛寺島しのぶ豊川悦司斎藤工大竹しのぶ風間杜夫 ほか

 小松重男の短編時代小説集の人気エピソードを基に『後妻業の女』の鶴橋康夫監督が脚本も手掛け、物語を再構築して映画化。鶴橋監督が約40年、映画化を熱望し続けた江戸に生きる男女の喜劇で、阿部は上司の逆鱗に触れて左遷され、女性に「愛」を奉仕する裏稼業に身を染めることになった生真面目なエリート侍・寛之進を好演。また、実力派の共演者それぞれが魅力的なキャラクターを作り上げている。鶴橋監督は寛之進に現代のサラリーマンと重なる部分を感じ「不条理でばかばかしくて笑える映画をつくってみるのはどうだろう?」という思いから制作したことを明かしている。

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『ピーターラビット』 5月18日(金)公開

原作:ビアトリクス・ポター「ピーターラビット」

監督:ウィル・グラック

キャスト:ジェームズ・コーデン(ピーターラビットの声)、ローズ・バーンドーナル・グリーソン ほか

 ビアトリクス・ポターの名作絵本をハリウッドで初めて実写映画化。実写とCGアニメーションで世界的に愛されるウサギ、ピーターラビットの日常や恋を描く。ピーターは仲間や大親友の画家ビアと一緒に幸せに暮らしていたが、新しい隣人マグレガーによって生活が一変。幸せを取り戻すべく激しい争いをライバルのマグレガーと繰り広げる。豊かな自然に囲まれ、イギリスで最も美しい風景と称される湖水地方を舞台に、ウサギたちのかわいらしくリアルな表情や動きに思わずクスッとさせられる愛らしいドラマを『ANNIE/アニー』などのウィル・グラック監督が完成させた。

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『恋は雨上がりのように』 5月25日(金)公開

原作:眉月じゅん「恋は雨上がりのように」

監督:永井聡

キャスト:小松菜奈大泉洋 ほか

 17歳の女子高生がさえないおじさんに片思いする眉月じゅんの漫画を、『帝一の國』の永井聡監督が実写映画化。陸上競技への夢をケガで失った真っ直ぐすぎる高校2年生・橘あきらに小松菜奈、あきらに告白される45歳のファミレス店長・近藤正己に大泉洋がふんし、不器用に惹かれ合い、影響し合う繊細な心の揺れを体現している。大泉は原作について「登場人物の心理描写がとても丁寧で、人を愛する事の難しさや、自分の気持ちに素直になる事の大切さを考えさせてくれる素敵な作品だと思いました」と語っている。脚本は『メアリと魔女の花』の坂口理子

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『友罪』 5月25日(金)公開

友罪
(C) 薬丸 岳/集英社 (C) 2018映画「友罪」製作委員会

原作:薬丸岳「友罪」

監督:瀬々敬久

キャスト:生田斗真瑛太佐藤浩市夏帆山本美月富田靖子 ほか

 少年犯罪のその後を描いた薬丸岳のミステリー小説を、『64-ロクヨン-』などの瀬々敬久監督が実写化。薬丸が「この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました」と告白している問題作で、心を許した友・鈴木に疑念を抱き調査を進める中で、自らの罪とも向き合う元週刊誌ジャーナリスト・益田を生田斗真が、瑛太が疑惑の元少年犯A、鈴木を演じている。3度目の共演となる生田と瑛太は、許されぬ罪にとらわれた二人の男の極限の友情を渾身の演技で表現。「今、この作品にこめたメッセージを映画としてより多くのかたがたに訴えかけようとされる瀬々監督はじめスタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます」とも薬丸はコメントしている。

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(編集部・小松芙未)

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