シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
.
小学生には助言・指導が必要

エンド・オブ・ウォッチ

公式サイト:http://www.eow-movie.jp
エンド・オブ・ウォッチ
(C) 2012 SOLE PRODUCTIONS, LLC AND HEDGE FUND FILM PARTNERS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
英題:
END OF WATCH
製作年:
2012年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2013年8月17日
上映時間:
配給:
プレシディオ
カラー/ビスタサイズ/デジタル5.1ch/DCP

チェック:ロサンゼルスきっての危険地帯を巡回中に犯罪組織の秘密に触れたことで、命を狙われるはめになった警官コンビの運命を描くクライム・アクション。犯罪最前線で常に死と隣り合わせの危険な任務に当たる警官たちの日常と固い絆を、臨場感あふれる演出で浮き彫りにする。監督は、『フェイク シティ ある男のルール』のデヴィッド・エアー。役づくりのため5か月間ロサンゼルス市警の巡回に同行し訓練を受けた、主演のジェイク・ギレンホールとマイケル・ペーニャの熱演に圧倒される。

ストーリー:ロサンゼルスの重犯罪多発地区サウス・セントラルを担当する白人巡査テイラー(ジェイク・ギレンホール)とメキシコ系巡査ザヴァラ(マイケル・ペーニャ)は、固い絆で結ばれた警官コンビ。パトロール中に通報を受けて向かった家で、図らずもメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまう。組織の怒りを買った二人は命を狙われてしまい……。

エンド・オブ・ウォッチ
(C) 2012 SOLE PRODUCTIONS, LLC AND HEDGE FUND FILM PARTNERS, LLC ALL RIGHTS RESERVED

映画短評

  • 森 直人
    傑作『カラーズ』を継承する表現のバトンリレー
    ★★★★
    »読む«閉じる

    これは同じL.A.のサウス・セントラルを舞台にした1988年の傑作『カラーズ/天使の消えた街』を意識しているはず。ポリス・アクションとしての設定や作風もよく似ていて、まるで24年後(製作は2012年)の続編だ。『カラーズ』は主演のショーン・ペンがイニシアティヴを握り、監督に敬愛するデニス・ホッパーを指名したわけだが、本作では製作総指揮と主演を兼ねるジェイク・ギレンホールがショーンの役回りに当たる。こういう世代と世代をつなぐ“表現のバトンリレー”が筆者は大好きだ。

    両作が異なるのは叙述の形式だが、その点も時代の流れを反映した結果だろう。同じ臨場感の演出でも、『エンド・オブ・ウォッチ』は手持ちのデジタルカメラによるフェイク・ドキュメンタリーの手法を踏襲しており、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』以降のPOV(主観映像)を全面展開させた娯楽映画のヴァリエーションと言える。

    ただ一点、いわゆる映画のカメラと、劇中で登場人物が撮影しているカメラの区別・境界が曖昧なのが気になった。尤も渾然一体にすることで、カオティックな勢いと効果を出すという「あえて」の選択なのかも。ともあれ力作であり秀作!

  • 今 祥枝
    制服警官の日常が浮き彫りにする銃社会の悲劇
    ★★★★
    »読む«閉じる

    白人巡査テイラーとメキシコ系巡査サヴァラの警官コンビの日常を、テイラーが持ち歩いているデジカムの視点から映し出す。さながら現場に居合わせるかのような臨場感に冒頭から圧倒されっぱなし! 起きる事件はチンピラの喧嘩の仲裁から、子供が行方不明になったという通報から殺傷沙汰、銃撃戦にギャングの抗争、火災現場からの人名救助まで、全てが同じ線上で描かれる点が、基本的にひとつの事件を追う殺人課刑事やFBIが主役のドラマとは違う。制服警官のリアルを描く手法としては、ジョン・ウェルズによる秀作TVシリーズ『サウスランド』(09-13)である。ただし、無法地帯と化した戦場のようなサウス・セントラルでの警官の日常は、筆者は醍醐味としてはやはり傑作ドラマでバイオレン色の強い『ザ・シールド』(02-08)によく似ていると思った。パトロール中に軽口を叩き合う2人の姿は、常に命の危険と隣り合わせの緊迫感の中で数少ないほっとするシーンだが、束の間の平穏が逆に起きている現実の異常さを際立たせていて、これが彼らの日常だと思うとぞっとしてしまう。もちろん、本作はあくまでも娯楽作だが、テイラーとサヴァラの会話、特に自衛手段として銃を所持することはやむなしという銃社会の深刻な現状を伝えているくだりには考え込んでしまった。社会派としてのメッセージ性にも優れた見応えのある快作だ。

動画

映画『エンド・オブ・ウォッチ』予告編

写真ギャラリー

Open Road Films (ll) / Photofest / Zeta Image

ポスター/チラシ

  • 映画『エンド・オブ・ウォッチ』ポスター
    ポスター
  • 映画『エンド・オブ・ウォッチ』チラシ
    チラシ
  • 映画『エンド・オブ・ウォッチ』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・脚本:
テクニカルアドバイザー: ハイメ・フィッツシモンズ

キャスト

ブログン投稿ブログに投稿
  • FC2ブログに投稿!
  • ココログに投稿!
  • gooブログに投稿!
  • so-netブログに投稿!
  • exciteブログに投稿!
  • Bloggerに投稿!

『エンド・オブ・ウォッチ』の映画ニュース

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • 『エンド・オブ・ウォッチ』を見た【映画】激録・ロス市警密着24時!!、ジェイク・ジレンホールとマイケル・ペーニャ出演 from カフェビショップ (2014年3月20日 6時37分)
    「エンド・オブ・ウォッチ」 警察密着24時。 ロサンゼルスの危険地域サウス・セントラルの警察官に カメラが密着したみたいな作りの映画。 車載の定点カメラ、警官の手持ちハンディカメラ、 胸につけたピンカメラなど素人撮影の映像の つなぎ合わせでリアルさと臨… ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「エンド・オブ・ウォッチ」 from ここなつ映画レビュー (2013年9月20日 14時51分)
    エンド・オブ・ウォッチ。ロサンゼルス市警の警察官が、一日の業務の終わりに書く業務日誌には、末尾にEOW(エンド・オブ・ウォッチ)と書く慣わしがある。つまり、「勤務時間終了」。そして帰宅の途につくのだが、もし二度と家に帰る事ができなければ、それはもう一つのEOW…殉職と呼ばれるのだ。 胸に迫る作品。警官物は数あれど、one of the most な作品なのではないか。ただリアル、というだけではない。犯罪の巣窟のような場所に警官として生きていく、人間としての生きざまを、その中で互いに生命を預け合う相 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「エンド・オブ・ウォッチ」 from 元・副会長のCinema Days (2013年9月12日 7時25分)
    (原題:End of Watch)アメリカ犯罪事情の現状報告という意味では、とても価値のある作品だ。この映画は純然たるフィクションではなく、実際に起きたいくつかの事件を元に物語が構成されている。アメリカにおける犯罪件数は一頃よりも減ったとも言われているが、本作... ...[外部サイトの続きを読む]
  • エンド・オブ・ウォッチ・・・・・評価額1650円 from ノラネコの呑んで観るシネマ (2013年8月27日 23時58分)
    これが、ロス市警最前線。 昼夜を問わず、ありと凡ゆる犯罪が起こるロサンゼルス、サウスセントラル地区を舞台に、パトロール警察官たちの死と隣り合わせの“日常”を描く異色作。 「ワイルド・スピード」「... ...[外部サイトの続きを読む]
  • エンド・オブ・ウォッチ / End Of Watch from 勝手に映画評 (2013年8月23日 20時20分)
    ロサンゼルスの犯罪多発地帯のパトロール警官を描いた作品。小型のカメラを俳優に取り付けて撮影するなど、CGMを意識した撮影手法を取っており、ドキュメンタリー風に仕上がっている。 過去の似たような手法で撮影した作品には、『クローバーフィールド(HAKAISHA)』や... ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 映画
  2. 2013年8月12日の週の公開作品
  3. 『エンド・オブ・ウォッチ』