シネマトゥデイ

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ノア 約束の舟
(C) MMXIII Paramount Pictures Corporation and Regency Entertainment (USA) Inc. All Rights Reserved.
英題:
NOAH
製作年:
2014年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2014年6月13日
上映時間:
配給:
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
カラー

チェック:旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語を実写化した大作。大洪水による世界滅亡を知らされた男ノアとその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。メガホンを取るのは、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー。ノアにふんするラッセル・クロウを筆頭に、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンスら、実力派スターが共演する。壮大な物語はもちろん、大洪水の描写にも息をのんでしまう。

ストーリー:夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア(ラッセル・クロウ)。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来ると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世の全ての種類の動物を次々と箱舟に乗せていく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる。

ノア 約束の舟
(C) MMXIII Paramount Pictures Corporation and Regency Entertainment (USA) Inc. All Rights Reserved.

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    創世記読みながら進化論のヴィジュアル。こりゃ自爆だ。
    ★★★★★
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    のっけから、あのトンデモ映画『ファウンテン 永遠につづく愛』と同じ臭いがするぞ、と感じたが、予想はさほど外れず。聖書の記述を科学的(?)に再現しようとすればするほど「この方向性は間違いなくオカシい」という違和感ばかり膨れ上がる (岩石版トランスフォーマーのようなネフィリム!)。ノアが旧訳的父権主義に囚われたほぼ狂信者と化していくのは面白いが、方舟の上でイサクの燔祭じみた話を繰り広げるのは無理矢理に過ぎないか?…ま、過去作での折衷的な宗教的表象の扱いからも、そもそも聖書を信じてるとは思えぬアロノフスキー、そりゃあ上映禁止にする国も出るでしょうと思える表現を自爆的に繰り出していくのが壮観ではある。

  • なかざわひでゆき
    箱舟伝説に投影された信仰心のダークサイド
    ★★★★
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     なにしろ監督が監督なだけに、ありきたりな聖書映画に仕上がるはずもなかろう。信心深い真面目な男ノアが神からの啓示を受けたために、任務遂行の強迫観念と重すぎる責任のせいで次第に壊れていく。いわば「ブラック・スワン」の箱舟伝説版とも呼ぶべき問題作だ。
     人間が堕落したとはいえ、なぜ大勢の罪なき人々を見殺しにせねばならないのか?周囲の疑問の声にも、それが神の御心だと耳を貸さず、無慈悲な決断を下していくノアの姿には、宗教原理主義のテロリストに通じる怖さがある。創造論と進化論を融合させた描写も実はかなり挑戦的だ。信仰心や信念というのは諸刃の剣。見る者の宗教観によって賛否が分かれる作品かもしれない。

  • 平沢 薫
    アロノフスキー監督の解釈はかなり大胆!
    ★★★★
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     アロノフスキー監督が、旧約聖書を大胆な解釈で映像化。「光あれ」で始まる世界創造をビッグバン理論に重ね、カインによる人類初の殺人を人類史上の歴代戦争に重ねるという解釈はありがちだが、その解釈を1シーンの映像にしてみせるところが、この監督の手腕。ノアが幻視する神の啓示のヴィジョンの禍々しさも、この監督らしい。

     主人公ノアも、神に従うことが自分の望みなのかを悩むという現代的感性の持ち主で、ここがキリスト教団体の反撥を買った?

     斬新なのは、聖書の別挿話から引用されたという、巨大クリーチャーたち。彼らの造形が、聖書よりも民話を連想させて、この物語に聖書とは異なる味わいを与えている。

動画

ダーレン・アロノフスキー監督『ノア 約束の舟』来日記者会見
映画『ノア 約束の舟』予告編
ラッセル・クロウ緊急来日!『ノア 約束の舟』スペシャル試写会
映画『ノア 約束の舟』ダーレン・アロノフスキー監督の創世記
映画『ノア 約束の舟』特別映像

写真ギャラリー

Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

  • 映画『ノア 約束の舟』ポスター
    ポスター
  • 映画『ノア 約束の舟』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・製作・脚本:

キャスト

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    鬼才ダーレン・アロノフスキー監督作品。ダーレン・アロノフスキーは何処へ行こうとしているのだろう?一度何処か遠~い所へ行ってしまって、ありゃりゃと思っていたのが帰って来て。胸を撫で下ろしたのも束の間、今度は「巨匠」の方へ旅立って行く貴方。素晴らしい作品だった。それは間違いない。映像のスペクタクル、人の弱い心から生まれる葛藤。(勝手に)イメージしていた好々爺とは違うノアの存在感。そう、存在感。ラッセル・クロウの圧倒的な存在感はすごいものがあった。ノアがすごい人物に見えたのは、ノアの苦労や信念やそれに基づく作品と ...[外部サイトの続きを読む]
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    ノア 約束の舟Noah/監督:ダーレン・アロノフスキー/2014年/アメリカ 父よ、わたしはあなたが恐ろしい ユナイテッド・シネマとしまえんスクリーン5、F-13で鑑賞。 予告を見たとき、ん? どうした? と思いましたが、『大丈夫。ダーレン・アロノフスキーの映画だよ』って自分に言い聞かせながら見に行きました。 あらすじ:洪水が来るので方舟を作ります。 ノア(ラッセル・クロウ)は奥さん(ジェニファー・コネリー)と息子3人+拾い子(エマ・ワトソン)と一緒に方舟を作ります。 ※ネタバレ ...[外部サイトの続きを読む]
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