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ギリシャに消えた嘘
(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. All rights reserved.
英題:
TWO FACES OF JANUARY
製作年:
2014年
製作国:
イギリス/フランス/アメリカ
日本公開:
2015年4月11日
(ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)
上映時間:
配給:
プレシディオ
カラー/DCP/シネマスコープ

チェック:パトリシア・ハイスミスの小説「殺意の迷宮」を基にしたサスペンス。1960年代のアテネを舞台に、詐欺を働いて逃れる詐欺師とその妻に出会った青年を待ち受ける運命を見つめる。監督は『ドライヴ』『47RONIN』などの脚本を手掛けてきたホセイン・アミニ。『イースタン・プロミス』などのヴィゴ・モーテンセン、『メランコリア』などのキルステン・ダンスト、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』などのオスカー・アイザックと、実力派が集結。

ストーリー:1962年、ギリシャ。アテネでツアーガイドをして生計を立てている青年ライダル(オスカー・アイザック)は、旅行で来たというチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)とコレット(キルステン・ダンスト)の夫婦とパルテノン神殿で出会う。彼らのガイドを申し出たライダルだったが、その夜に宿泊するホテルに現れた探偵をチェスターが殺してしまう。混乱したまま死体の片付けを手伝ったライダルは、チェスターが投資家たちから高額の金をだまし取って逃走中の詐欺師であることを知る。

ギリシャに消えた嘘
(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. All rights reserved.

映画短評

  • 轟 夕起夫
    今年は『約束の地』もあるし、V・モーテンセン祭り、蔵出し御免
    ★★★★★
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     というわけで、V・モーテンセンは本来、荒れ野に放つべきなのだが、本作では古代ギリシャの遺跡アクロポリスをはじめ、異国情緒溢れるロケーションに立たせている。全身白スーツと白のパナマ帽で。眩しいくらいのカッコよさ。しかし案の定、(心の)荒れ野へと引っ張られていき、最後にはトルコ、イスタンブールの裏路地を逃げまわる。

     注目しておきたいのは1962年という時代設定。1960年には、英国の植民地支配から独立したキプロスをめぐってギリシャとトルコが対立しており、ここでもモーテンセンは民族間の紛争を背負っている。ラストは『第三の男』を援用、ただし悪漢ハリー・ライムよりもだいぶ小物であるのだけれど。

  • なかざわひでゆき
    異国情緒溢れるクラシカルなサスペンス
    ★★★★★
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     どことなく「太陽がいっぱい」を彷彿とさせるのは、なにも原作が同じP・ハイスミスだからというだけではないだろう。’60年代特有のエレガンスを丁寧に再現したクラシカルな雰囲気、太陽の眩しいギリシャやトルコを舞台にした異国情緒溢れるロケーションなど、往年のヨーロッパ映画を愛するファンには心躍るような魅力が満載だ。
     加えて、ヒッチコック風のスリリングな逃走劇は、その過程で複雑に絡まっていく男女3人の愛憎関係との相乗効果で、ピリピリとした緊張感が最後まで張り詰める。夜のイスタンブールの裏路地を駆け巡るラストのどんでん返しも見事。ニヒルな詐欺師を演じるヴィゴ・モーテンセンの男前ぶりにもシビレる。

動画

ヴィゴ・モーテンセン、キルステン・ダンスト、オスカー・アイザック共演!映画『ギリシャに消えた嘘』予告編

写真ギャラリー

Magnolia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

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スタッフ

監督・脚本:

キャスト

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    「古い」のと「古臭い」のとは違う。と、昔どこかで力説した気がする。そういう意味で言えば、確かに設定が1960年代のこの作品、もはや20世紀がクラッシックの範疇に入ってしまう事に驚愕しつつも「古い」のだろう。しかし、全く古臭くはない。パトリシア・ハイスミスの作品を観る(読む)なんて、一昔前の自分なら絶対にしなかっただろうなぁ~。どうもオバサンっぽいような気がして。しかし、もはや誰が疑う事もないオバサンのカテゴリーに居る今、それ程抵抗なく鑑賞。っていうか、私は結構誤解していたのだが、パトリシア・ハイスミスはアメ ...[外部サイトの続きを読む]
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