シネマトゥデイ

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サード・パーソン
(C) Corsan 2013 all rights reserved
英題:
THIRD PERSON
製作年:
2013年
製作国:
イギリス/アメリカ/ドイツ/ベルギー
日本公開:
2014年6月20日
(TOHOシネマズ日本橋 ほか)
上映時間:
配給:
プレシディオ / 東京テアトル
提供:
2014「サード・パーソン」フィルムパー トナーズ
カラー/シネマスコープ/5.1ch

チェック:『クラッシュ』などのポール・ハギスがメガホンを取り、パリ、ローマ、ニューヨークを舞台に3組の男女の関係と衝撃の結末を描く恋愛ミステリー。著名な小説家と愛人、ビジネスマンと娘を誘拐された女、元女優とその元夫の物語を交錯させながら、愛や痛み、再生と希望などを浮かび上がらせる。リーアム・ニーソンをはじめ、オリヴィア・ワイルド、ミラ・クニスなど豪華キャストが共演。『ミリオンダラー・ベイビー』などの脚本家としても知られるハギス監督が構築した、複雑にして巧妙なストーリーに注目。

ストーリー:フランス、パリのホテルで執筆中のピュリツァー賞作家マイケル(リーアム・ニーソン)。愛人のアンナ(オリヴィア・ワイルド)にはほかに恋人がいた。イタリア、ローマ。アメリカ人の会社員スコット(エイドリアン・ブロディ)は娘をさらわれたという美しい女に会う。アメリカ、ニューヨーク。元女優のジュリア(ミラ・クニス)は以前夫だったリック(ジェームズ・フランコ)と息子の親権を争い、裁判費用のためにメイドとして働くことにする。

サード・パーソン
(C) Corsan 2013 all rights reserved

映画短評

  • 平沢 薫
    手掛かりは目の前に提示されている
    ★★★★★
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    (注意:映画の構成について触れています。ネタバレを完全に避けたい方は、映画を見てからお読みください)ローマ、パリ、ニューヨーク、3つの場所で進行する物語は、ある関連性を持っているのだが、その関係が一気にではなく、少しずつ明かされていく。その脚本の緻密な構成が見事。

     ミステリで言えば、本格。答がいきなり明かされるのではなく、小さな手掛かりが、ちゃんと観客の目の前に提示されていく。

     描かれるのは"信じること"と"嘘をつくこと"を巡る物語。誰がどんな嘘をついているのか、観客はその謎をも解くはめになる。そして、映画の作者と観客の間にも、この謎解きがあったことに気づかされるのだ。

  • くれい響
    ラストの大仕掛けをどう取るか?
    ★★★★★
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    以前のようにアクションなしでも魅せてくれるリーアム・ニーソンや、巻き込まれキャラが似合いすぎのエイドリアン・ブロディ。そしてメンヘラ演技で、いつの間に演技派になっていたミラ・クニスと、ここにもしっかり顔を出す彼女の元夫役のジェームズ・フランコなど、ポール・ハギスの才能に惹かれ、名乗りを上げた俳優の演技合戦を堪能する作品である。
    何の接点のない3つの物語が描かれる時点で、なんだかんだ『クラッシュ』の呪縛から抜け切れてない感のあるハギスだが、正直ラストの“大仕掛け”は賛否。「やられた!」と取るか、「それまでの雰囲気ブチ壊し!」と取るか? ただ、変に勘ぐらずに流れに身を任せるのが、正しい観方だろう。

  • ミルクマン斉藤
    頭だけで考えた映画だけど、これも芸だね。
    ★★★★★
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    こりゃしてやられたな、と思わせる類の作品だ。必要以上に物語をパズル状に組み立てたがるP.ハギスの映画は、脚本が仕上がった段階でほぼ出来上がった印象が強く、今回もまあ同様ではある。関連性がさほど濃密ではない三つの都市での三つの物語が並列して紡がれていくが、緻密なようでいい加減、キャラクターの行動と情動もいささかリアルさに欠ける(とりわけA.ブロディとM.アティアスの関係性)。そんな人物造形や設定のユルさは、最終的に「ネタバレ」したあとでも否めないけれど、一応の納得はいく仕掛けで、いわゆる「本格推理」ものの読後感に近いといえるかも。しかしラストに至ってやっと理解できるタイトルの意味の感慨は弱い。

動画

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写真ギャラリー

Sony Pictures Classics / Photofest / ゲッティ イメージズ

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スタッフ

監督・脚本:

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  • サード・パーソン/THIRD PERSON from 我想一個人映画美的女人blog (2014年7月11日 22時31分)
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