シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
.
15歳以上がご覧になれます

ブラック・スキャンダル

公式サイト:http://www.black-scandal.jp
ブラック・スキャンダル
(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
英題:
BLACK MASS
製作年:
2015年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2016年1月30日
(TOHOシネマズ新宿ほか)
上映時間:
配給:
ワーナー・ブラザース映画
カラー

チェック:ジョニー・デップが主演を務めた実録クライムドラマ。実在するアイリッシュ・マフィアのボス、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーが裏社会でのし上がっていく姿を追う。メガホンを取るのは、『ファーナス/訣別の朝』などのスコット・クーパー。『エクソダス:神と王』などのジョエル・エドガートン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチらが共演する。さまざまな思惑が渦を巻く人間模様に加え、圧倒的存在感を放ちながらホワイティを演じるジョニーにも目を奪われる。

ストーリー:1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)に、FBI捜査官のジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)が接触を図ってくる。彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。

ブラック・スキャンダル
(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

映画短評

  • くれい響
    改めて、スコセッシのスゴさを痛感
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    衝撃の実話が題材なので、演出次第では、いくらでも面白くなりそうなのだが、そこはブレないスコット・クーパー監督作。『クレイジー・ハート』『ファーナス/訣別の朝』同様、今回もなんとか役者の力に引っ張られている感が強い。この設定ながら、主人公たちの少年時代を突っ込まないなど、まるでドラマやキャラを描くことを放棄しているようで、ひたすらエピソードで綴るだけ。そのため緊迫感もなければ、カタルシスもなく、感情移入もできず、改めてマーティン・スコセッシのスゴさを痛感する一本に。ただ、『ウォーリアー』の兄貴とは思えないジョエル・エドガートンをはじめ、イイ顔した役者の見本市状態になっているので、★おまけ。

  • 中山 治美
    想定内のジョニデ
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ
    などジョニデが才能を持て余している状態が続いている。本作で久々本領発揮か??と期待したが、ジョニデ演じるギャングの非道ぶりだけが際立つ、独り舞台で終わってしまった。
    極悪人の人間性を理解するのは難儀だが、それでも彼にどうしようもなく惹かれてしまうカリスマ性を魅せるのは周囲のキャラクターのあってこそ。だがFBI捜査官コノリーも、そんな兄を持ってしまった弟の政治家も人物像が単調で、彼らこそ何を考えているのか分からず。もう少し葛藤や苦悩があって然るべきだが。
    スター俳優に引っ張られてしまった弊害か。
    しかし、それをコントロールするのが監督の腕の見せ所である。

  • 清水 節
    極悪非道なジョニデの実存が全てを支える、後悔のギャング映画
    ★★★★
    »読む«閉じる

     70年代なら埋もれたかもしれないが、ライトな涙と感動が増殖してシネコンの「闇」が薄まる今、こうした極悪非道な裏社会の現実を描く映画は貴重になってきた。実録と叙事の中庸をいく演出は劇的高揚に欠け、実在のギャングに似せた悪党面メイクに頼りすぎたきらいはあるが、変貌著しいジョニー・デップの実存が全てを支えている。同じボストンの幼馴染をめぐる『ミスティック・リバー』が贖罪のドラマならば、本作は、権力を得るために利用した地縁血縁にからめとられ、軌道修正がきかなくなった男たちの後悔のドラマだ。居場所を求め一歩間違えれば人は誰でも道を踏み外してしまうことを、決して憧れを抱かせない醜いデップの風貌が物語る。

  • ミルクマン斉藤
    こんなとんでもない話がありました、だけではねえ。
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    薄い頭髪を後ろに撫でつけ狂気を発散させるJ.デップには凍りつく。しかし話は面白いものの異常な事実のみが語られるに過ぎず、その社会的背景や人物の心理に全く踏みこもうとしないのがつまらない。例えば最初のほうで、凶悪なチンピラに過ぎない時代のデップに親しく接するお婆さんがアイルランド系コミュニティの事情を推し量る尺度のように出てくるが、それっきり。デップが闇社会でのし上がるにつれ彼女を含む周囲の心象がどう変化したのか描かれることはない。彼にずっと付き従った暗殺者や下っ端の心変わりの理由も然りで、とにかく薄っぺらいのだ。兄がギャング、弟が上院議員なんて事態を許した情勢にこそ興味津々なのだが。

  • 山縣みどり
    ジョニー・デップをオスカー候補にしなかった意味がわからない
    ★★★★
    »読む«閉じる

    ハゲ散らかした上に青い瞳のジョニー・デップの外見に違和感を持たず、尋常じゃない役作りを堪能すべし。穏やかに見えて冷酷なまなざしや邪悪さをにじませる言動、異様な支配欲や殺人衝動と家族愛が同居するサイコな男の荒ぶる生き様をジョニーがリアルに体現している。『ディパーテッド』のJ・ニコルソンがモデルにした犯罪者の実話だが、ジョニーが全然上! 彼をオスカー候補にしなかった時点でアカデミー協会の存在意義を問いたいよ。彼を取り巻くJ・エドガートンやB・カンバーバッチら役者陣の好演や複雑な人間関係をわかりやすくまとめたスコット・クーパーの切れ味鋭い演出と相まって、最後まで前のめりで見てしまった。

  • 相馬 学
    極悪顔の吸引力に唸る実録犯罪ドラマ
    ★★★★
    »読む«閉じる

     ジェシー・プレモンスの悪党顔がアップになる冒頭で引き込まれ、同時にこの映画が何を描こうとしているか見当がつく。言うまでもなくそれは、抜け目なく立ち回る男たちの犯罪の世界だ。

     『クレイジー・ハート』のスコット・クーパー監督による演出は実話を“記録する”ことを徹底。これに応えて、ジョニー・デップを筆頭とする俳優陣は極悪人相をつくりつつ、ストイックなワルになりきる。

     カンバーバッチふんする政治家のクリーンな性格は少々鼻につくが、観客が気持ちを置けるキャラであると思えば、これはこれでアリだろう。いずれにしても、21世紀に甦った実録犯罪映画として見応えがある。

  • 森 直人
    「ど真中」をのし歩くスコット・クーパー!
    ★★★★
    »読む«閉じる

    米映画の王道モデルを「役者の映画」としてフレッシュに蘇生させること。それが俳優出身の若手監督スコット・クーパーが抱える表現的な主題だろう。いつも名優が揃う彼の映画だが、ジョニデの怪演というキャッチーな突出点を得た今回の第三作は熱量の過去最高値を示す。エドガートンもカンバーバッチも当然完璧だ。

    クーパーの描く物語は目新しくない。70年代~80年代のアイルランド系移民の裏社会物なんて定番の域だ。だが彼の映画はそれでいい。『クレイジー・ハート』にしろ『ファーナス/訣別の朝』にしろ、何度も語られている物語を繰り返すことで、こうした男たちがアメリカのどこかで今も生きているのだと想像させてくれる。

  • 平沢 薫
    ジョニー・デップVS演技派男優集団
    ★★★★★
    »読む«閉じる

     とにかくジョニー・デップの周囲を固める演技派俳優たちの顔ぶれがすごい。「エクソダス:神と王」のジョエル・エドガートン、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のベネディクト・カンバーバッチ、「ミスティック・リバー」のケヴィン・ベーコン、「ブルージャスミン」のピーター・サースガード、「フライト・ゲーム」のコリー・ストールと、映画賞でおなじみの面々がズラリ。その中で、ジョニー・デップがいつもの役とはまったく異なる、冷酷非情な犯罪者をシリアスに演じて、他の共演者たちに負けない存在感を示す。そういう1本。「ブレイキング・バッド」で注目のジェシー・プレモンスも健闘している。

動画

映画『ブラック・スキャンダル』予告編
映画『ブラック・スキャンダル』特別映像
若本規夫ナレーション入り映画『ブラック・スキャンダル』特別映像
映画『ブラック・スキャンダル』本編映像

ポスター/チラシ

  • 映画『ブラック・スキャンダル』ポスター
    ポスター

スタッフ

監督・製作:

キャスト

ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー:
ジョン・コノリー:
ビリー・バルジャー:
スティーヴン・フレミ:
ケヴィン・ウィークス:
ジョン・モリス:
リンジー・シル:
マリアン・コノリー:
チャールズ・マグワイア:
フレッド・ワイシャック:
ブライアン・ハロラン:
ロバート・フィッツパトリック:
デボラ・ハッセー:
ブログン投稿ブログに投稿
  • FC2ブログに投稿!
  • ココログに投稿!
  • gooブログに投稿!
  • so-netブログに投稿!
  • exciteブログに投稿!
  • Bloggerに投稿!

『ブラック・スキャンダル』の映画ニュース

  • ハリウッドの人気女優ジェニファー・ローレンスが、小説「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダ・フィッツジェラルドを、ロン・ハワード...揮を務めたアリソン・シェアマーと、映画『ブラック・スキャンダル』『高慢と偏見とゾンビ』のブライアン・オ...
  • 映画『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』などの秀作を手掛けてきたデレク・シアンフランス監督が、書籍「史上最強のインディアン コマンチ族...トリーとダイアナ・オサナが脚色し、映画『ブラック・スキャンダル』のスコット・クーパーがメガホンを取る予...
  • 映画『エクソダス:神と王』『ブラック・スキャンダル』のジョエル・エドガートンと、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『アメリカン・ハッスル』のジェニファー・ローレンスが...

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • 「ブラック・スキャンダル」 from ここなつ映画レビュー (2016年2月8日 14時55分)
    地縁・血縁とはかように濃いものなのか。アメリカで1975年~1990年代にかけて実際にあった物語。南ボストンの「サウシー」で生まれ育った3人が…一組の兄弟とその弟の友人とが…、兄は裏社会のボス、弟は議員、弟の友人はFBI局員へと成長し、綾なす関係性の中で生きて行く。こういう作品を観る時に、滅法地理が好きな私は、舞台となる土地の地理的な性質に俄然興味が湧く。常に頭の中にその地の地理的な要素を想起しながら鑑賞するのだ。ボストン…アメリカ合衆国の東に位置する港湾都市。北緯42度西経71度。亜寒帯湿潤気候。夏は通常 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ブラック・スキャンダル」 from 元・副会長のCinema Days (2016年2月7日 6時27分)
    (原題:Black Mass)盛り上がらないままエンドマークを迎える。先日観た「ブリッジ・オブ・スパイ」と同様、実話なのだから納得しろと言わんばかりの開き直りが愉快になれない。実録物だろうとフィクションだろうと、観客を楽しませる仕掛けが不可欠であるはずだ。  ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ブラック・スキャンダル」:重苦しいがコクは無い from 大江戸時夫の東京温度 (2016年2月7日 0時10分)
    映画『ブラック・スキャンダル』は、『ラスベガスをやっつけろ』以来久々のジョニー・ ...[外部サイトの続きを読む]
  • ブラック・スキャンダル from 佐藤秀の徒然幻視録 (2016年2月6日 21時6分)
    信仰とマフィアの複雑すぎる関係 公式サイト。原題:Black Mass。ディック・レイア / ジェラード・オニール原作、スコット・クーパー監督。ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 映画『ブラック・スキャンダル』 怖いわ from よくばりアンテナ (2016年2月4日 19時42分)
    これはジョニーデップの怖すぎる演技を堪能するための映画です。 史上最強の悪党・ジェームズ”ホワイティ”バルジャーの実話。 ギャングのジミー(ジョニー・デップ)と 弟で政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッジ)と FBI捜査官のジョン(ジョエル・エドガートン)には幼馴染の絆がある。 ジョンとジミーは手を組み情報を売る協定を結ぶ。 しかし、どんどんエスカレートするジミ... ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 映画
  2. 2016年1月25日の週の公開作品
  3. 『ブラック・スキャンダル』