シネマトゥデイ

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父の秘密
Despues de Lucia (C) 2012
英題:
AFTER LUCIA
製作年:
2012年
製作国:
メキシコ
日本公開:
2013年11月2日
(渋谷ユーロスペース ほか)
上映時間:
配給:
彩プロ
カラー/ビスタサイズ/デジタル

チェック:メキシコの俊英マイケル・フランコが監督と脚本を担当し、第65回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にてグランプリとなった珠玉の物語。新たに引っ越した場所で淡々と日々を送っていたものの、突如娘が行方が不明になり、ある決断を下す父親の姿を描く。『あの日、欲望の大地で』のテッサ・イアが娘を演じ、父親をメキシコのテレビを中心に活躍するエルマン・メンドーサが好演。静かながらも情感あふれるストーリーが心の奥深くに染み込んでいく。

ストーリー:妻を亡くして失意の底にいるロベルト(エルマン・メンドーサ)と娘のアレハンドラ(テッサ・イア)は、メキシコシティへと移り住む。二人は見知らぬ土地で再スタートを切ろうとするものの、なかなか喪失感から逃れられずにいた。アレハンドラは転校先の学校で友達もでき、少しずつ明るさを取り戻していくが、ある日、盗撮された性行為をインターネットで流され……。

父の秘密
Despues de Lucia (C) 2012

映画短評

  • 森 直人
    圧倒的に生々しい
    ★★★★
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    新装版『キャリー』はイジメ描写をSNS仕様にアップデートしたのは律儀だけど、筆者には「スター女優のキャリーごっこ」にしか見えなかった。だが同じ学園のイジメを扱いつつ、段違いの生々しさを備えているのがメキシコ映画『父の秘密』だ。ヒロインは転校先の学校で、最初優しい歓迎を受けるのだが、男子生徒とのハメ撮り動画がインターネットで出回り生き地獄に突き落とされる。この十代の性欲の凶暴性も、陰湿な手のひら返しもめっちゃリアル。ヒロイン役は新進女優テッサ・イアだが、クラスメイトを演じるのは大半がイアの友人の素人だという。

    後半は、それまで妻を亡くした喪失感で抜け殻になってた父の怒りが爆発。『ハードコアの夜』や『サマリア』を想い出す人も多いだろうが、叙述自体は淡々としたドキュメンタルなタッチを貫く。だが空気は徐々に殺伐さを湛え、やがて至る海上での凄みのある長回し撮影は圧巻!

    作風は「ダルデンヌ兄弟+ミヒャエル・ハネケ」。いかにもカンヌ受けしそうなタイプだけど(「ある視点」部門グランプリ)、優等生枠に納まらぬ殺傷力アリ。監督は1979年生のマイケル・フランコ。熱い国メキシコからクールな才能の登場だ。

動画

映画『父の秘密』予告編

ポスター/チラシ

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前売券特典

  • 映画『父の秘密』ミサンガ
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    え?みたいな。 そりゃないぜ~、こんな後味悪い終わり方はって感じっすかねえ。 じわじわ感じ悪くなっていくのを見せられて、 最後も感じ悪いというね。 救いがなさすぎる。 娘は無事というのがせめてもの救いだが、 あの後のことを考えるとどうなるのだろうかと … ...[外部サイトの続きを読む]
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