シネマトゥデイ

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夢と狂気の王国
(C) 2013 dwango
製作年:
2013年
製作国:
日本
日本公開:
2013年11月16日
上映時間:
配給:
東宝
製作:
ドワンゴ
協力:
スタジオジブリ
制作:
エネット
カラー/デジタル

チェック:デビュー作『エンディングノート』が絶賛された砂田麻美監督が、国民的アニメーションスタジオ、スタジオジブリを捉えたドキュメンタリー。『となりのトトロ』など世界中で愛されている名作の数々を生み出してきたジブリの中核を担う宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーに密着し、緊張感に満ちた創作の現場を映し出す。数十年にわたり苦楽を共にしてきた三人の確執や作品に懸ける思い、夢を生み出す創作の秘密に触れることができる。

ストーリー:国民的アニメーションスタジオ、スタジオジブリは数々の名作を世に送り出し、世界中のファンをはじめ、映画人やアニメーターに多大な影響を与え続けてきた。2013年、ジブリの中核を担う宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーの制作現場に密着。数十年にわたり苦楽を共にしてきた三人の人間関係や、話題作を次々に生み出す現場の秘密に迫る。

夢と狂気の王国
(C) 2013 dwango

映画短評

  • 清水 節
    終わりゆくジブリを彩る人間模様と、忍び寄る不穏な時代の足音。
    ★★★★★
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     メイキングではない。リアルとポエムの境界線上を漂う「物語」だ。妖しげな湯屋の門をくぐった千尋のように、砂田麻美監督はジブリに棲む住人に瞠目し感化され、表向きは夢と理想を司る厄介者の人間性に触れていく。ジャーナリストの野心ではなく作家の眼差しによって。最も魅力的な被写体は、饒舌に思考する矛盾の塊・宮崎駿。陰に陽に全てを操るしたたかな博徒・鈴木敏夫もまた善人に映る。不在のまま君臨する全知全能の王・高畑勲の圧倒的な存在感にも肉薄し、微妙な均衡の上に成り立つ王国の正体が立ち現れる。
     
     約30年前の映像との対照が、燦然と輝いた王国にも落日が近いことを思わせる。次代を担う面々にも抜かりない。戸惑い怒る宮崎吾朗、耐え忍ぶ西村義明、仕掛けをまさぐる川上量生、そして、縁深く巻き込まれた庵野秀明。皆、静かな狂気を湛えつつ、自身よりも縁を重んじ、今を読んでいる。菅直人と安倍晋三が登場する。大手メディアにも自主規制が忍び寄るきな臭さに言い及ぶシーンを用い、ジブリとは、映画界よりも日本というコンテクストの中でこそ存在してきた事実を描く。アニメーションの筋肉が「意志」ならば、本作の反射神経は「探究心」だ。

動画

映画「夢と狂気の王国」ウェブ限定 特別映像
映画「夢と狂気の王国」 予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『夢と狂気の王国』ポスター
    ポスター
  • 映画『夢と狂気の王国』チラシ
    チラシ
  • 映画『夢と狂気の王国』チラシ
    チラシ

スタッフ

監督・脚本:
プロデューサー: 川上量生
音楽: 高木正勝

キャスト

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