シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

チェック:ブラッド・ピットと『サボタージュ』などのデヴィッド・エアー監督がタッグを組み、ナチスドイツ相手に戦車で戦いを挑む男たちの姿を描く感動の戦争ドラマ。第2次世界大戦末期、戦車を駆使して敵軍に立ち向かう5人の兵士たちの過酷なバトルを追う。『欲望のバージニア』などのシャイア・ラブーフや、『ウォールフラワー』などのローガン・ラーマンらが共演。アメリカとドイツ双方が誇る戦車の激突はもとより、強い絆で結ばれた男たちのドラマが琴線に触れる。

ストーリー:1945年4月、ナチスがはびこるドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍に、ウォーダディーというニックネームのアメリカ人兵士(ブラッド・ピット)がいた。カリスマ性のあるベテラン兵士である彼は、自らフューリーと名付けたアメリカ製の中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に乗っていた。そんなある日、ウォーダディーの部隊に新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が加わることになり……。

フューリー
(C) Norman Licensing, LLC 2014

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    こんなにやりたい放題が許される監督になったんだね(涙)。
    ★★★★★
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    じりじりと、いつ終わるとも知れぬ緊迫感に溢れた重戦車のリアリズム。「これが戦争だ、これが戦場なんだ!」と台詞で幾度も強調されはするが、まさにそうした常軌を逸した時間感覚&倫理観がハリウッド映画らしからぬ戦慄をもたらす稀有な作品。しかし、フラー/イーストウッド風の「生き残ってナンボ」な新兵成長物語と、アルドリッチ/ペキンパー風のクールに徹しつつもきちんと役割分担されたキャラクター、いきなりブッこまれる女性住民とのまるでカサヴェテス映画のようにネチネチした会話劇…等々、異端にして正統なアメリカ映画たちがちらちら垣間見えるのが楽しい。D.エアーらしい「極限下の疑似家族」的物語でもあるしね。

  • 中山 治美
    ブラピ、名プロデューサーへの道
    ★★★★
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     自分の名声を利用して難題を実現へと導く--。T・マリック『ツリー・オブ・ライフ』、米アカデミー賞受賞作『それでも夜は明ける』の製作者としても知られるブラピ。本作もまた、彼が製作総指揮に名乗り出なければ映画化不可能だったのでは? 米国産戦争映画には珍しく、米兵の蛮行まで描いた英断。戦場に英雄はいない事を明確に打ち出したメッセージ。自国民の恥部を直視することに慣れていない米国では評価は厳しいと思うが、超のつくスターが反戦映画を世界へ発信したことの意義は大きい。
     もちろんアンジー姐さんの影響があることは否めないが。しかし、腹が据わった人が作る映画はかくも力強く、観る者の心を震わせるのである。

  • くれい響
    ブラピ寄りでも男気監督の持ち味発揮!
    ★★★★
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    ロサンゼルス市警察を中心にアウトローを描き続けてきた、男気監督デヴィッド・エアー監督が戦争映画…というと、どんだけ肉片飛び散るヴァイオレンス描写が!?と思うが、日本公開に指定がついてないことからも分かるように、ブラピファン仕様。だが、これが功を奏した! 常にカッコいいブラピはもちろん、アパートの一室でのエピソードに時間を割くことで、戦争の悲惨さを訴え、相変わらず童貞臭放つローガン・ラーマン演じる新兵の成長物語にもなっている。売りのシャーマン戦車VSティーガー戦車、最終バトル前は『ワイルドバンチ』からの伝統芸・酒瓶回し飲みと、男気描写も満載。ただ、あそこまでドイツ軍が無能だったとは思えない…。

  • なかざわひでゆき
    最前線に立つ軍人にしか理解できない生き様
    ★★★★
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     これは元軍人であるデヴィッド・エアー監督らしい、反戦や博愛といった主義主張の一切を排した、ある意味で究極にピュアな戦争映画と言えるだろう。
     敵か味方か、生きるか死ぬか、そして勝つか負けるか。戦場での論理は極めて明快であり、そこには愛国心の入り込む余地すらない。主人公がドイツ民間人に見せる優しさも、単に彼らが戦闘要員ではない部外者だからに過ぎないのだ。
     まるで戦乱の世にしか生きる理由を見いだせない武士のような男たち。本作はそんな彼らの破滅的な運命を通じ、最前線に立つ軍人にしか理解できない生き様を垣間見せる。英雄だ、愛国者だなどの称号も、所詮は自らの手を汚さない連中の戯言だと言わんばかりに。

  • 相馬 学
    バランスの良い、硬派な戦争アクション
    ★★★★
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     シュワルツェネッガーのスター映画と思われた『サボタージュ』もそうだが、デヴィッド・エアー監督の演出の肝は、それに終始しないバランスの良さ。ブラッド・ピットを製作・主演に迎えても、その姿勢は揺るがない。

     戦車戦の緻密な描写はスリルを引き立て、エタンメをきちんと成立させる。兵士たちのドラマや、ブラピをかっこよく見せるスター映画の魅力も抜かりなし。広い観客層に呼びかける高密度の作品と言えるだろう。

     もちろんドラマの根底には反戦の意志が流れているが、声高に訴えることをしないのがイイ。言葉ではなく、戦場に積まれた死体を冷徹に映像に刻み付けることで、それを伝えるエアーのストイックな演出に唸った。

動画

映画『フューリー』予告編
映画『フューリー』特報
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『フューリー』ブラッド・ピット インタビュー
ベテラン兵士ウォーダディーと新兵ノーマンの関係性をキャスト、スタッフ陣が語る!映画『フューリー』メイキング
映画『フューリー』クライマックスシーン

写真ギャラリー

Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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スタッフ

製作総指揮: ブラッド・ピット

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    悔しいなぁ。  『フューリー』を上映している135分間、私は歯軋りしたいくらいだった。  これは日本じゃ撮れない映画だ。  デヴィッド・エアー監督・脚本の『フューリー』は、ナチス・ドイツ崩壊目前の1945年4月における、戦車フューリー(憤激)号に乗り込む5人の男たちの物語である。敵地ドイツの奥深く進撃する彼らは、友軍を次々に失い孤立していく。その戦いの酷さをこれでもかと描くのが本... ...[外部サイトの続きを読む]
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    映画「フューリー」★★★★ ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、 ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、 ジョン・バーンサル出演 デヴィッド・エアー 監督、 135分 2014年11月28日公開 2014,アメリカ,KADOKAWA (原題/原作:FURY) <リンク:<a href="http://blog.with2.net/link.php?38257">人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい← 「第二次世界大戦末期のドイツを 舞台にした戦 ...[外部サイトの続きを読む]
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