シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

チェック:ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートがカップルを熱演、その脇をローラ・ダーン、ウィレム・デフォーら実力派が固める。残り少ない時間の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に熱くなる。

ストーリー:末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ヘイゼルに惹(ひ)かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。

きっと、星のせいじゃない。
(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX

映画短評

  • ミルクマン斉藤
    もっともらしい箴言もちょっと上滑り気味。
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    難病ものらしからぬユーモアとクールさは、さすが『(500)日のサマー』の脚本家を起用しただけあるが、演出の洗練度はイマイチで、結局「難病もの」であることを超えられなかった恨みはある。でも生の限界を自ら自覚した処女童貞ティーンエイジャーのラヴ・ロマンスとしては充分にポジティヴでスマート。大物S.ウッドリーはもちろん、A.エルゴートも繊細な演技を見せ好感度大だ。重要な展開点となるアムステルダム・ロケが最初いささか観光映画ぽくて弛緩するが、超シニカルなW.デフォーが登場してから一気に緊張度が高まり、最も観光的な場所でもあるアンネ・フランクの家が愛と怒りの拮抗する大きなドラマの場に転じるリズムはいい。

  • 山縣みどり
    “今を生きる”ティーンのキュートな恋に人生を悟る!
    ★★★★
    »読む«閉じる

    治療不可能な癌を患う16歳の少女ヘイゼルと骨肉腫で片足を切除したバスケ少年ガスの恋物語、と聞いただけではお涙頂戴ものと思うが……、それだけではなかった。達観したヘイゼルと超ポジティブなガスが互いに感化し合いながらその日その日をハッピーに生きようとする姿はまさに「カーペ・ディアム(今を生きる)」。些細なことで落ち込むヒマはないと悟り、思わず机の上に乗って決意表明したくなったほど。ヘイゼルの願いを叶えるべく奔走し、恋人を愛で包むガス役のアンセル・エルゴートがとにかくチャーミングだ。見せ場ゼロだった『キャリー』のときとは打って変わった素敵ぶりは、今後のさらなる活躍を期待させる。

  • くれい響
    誰もが想定外だった全米大ヒットの理由
    ★★★★
    »読む«閉じる

    終始、酸素ボンベに繋がったチューブを鼻に装着するヒロイン。その姿を見るたび、胸が痛くなるが、脚本は『(500日)のサマー』で頭角を現したコンビだけに、原作人気の力に甘んじることなく、『50/50 フィフティ・フィフティ』にも通じる、決して辛気臭くない難病モノに仕上げている。とにかく『ダイバージェント』の比較にならないほど、シャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートが魅力的で、まさに理想のカップル。また、ローラ・ダーン演じる母親や視力を失う親友など、キャラ立ちがしっかりしてるうえ、ウィレム・デフォーが画面をかっさらうアムステルダムのエピソードもあり、観光映画としても楽しませてくれる。

  • 平沢 薫
    末期ガンの17歳の少女がウツにならずに生きる方法を見つける
    ★★★★★
    »読む«閉じる

    難病ものだが暗くない。13歳から闘病している17歳の末期ガンの少女が"自分はもうすぐ死ぬ"という認識と共に生きて、その事実を受け入れるための自分なりの方法を見つける。それを、「ハッシュパピー~バスタブ島の少女」のカメラマン、ベン・リチャードソンが柔らかな光と色で、どこにでもありうる出来事として静かに映し出す。すると、時間の長さが違うだけで、人間の生にはみな限りがあることに気づかされる。

    余談だがヒロインの恋人役のアンセル・エルゴートには「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のエドガー・ライト監督が新作の主演をオファー中。ライト監督の映画にはない清潔感が監督を刺激したのかも?

動画

『(500)日のサマー』脚本家コンビによるロマンス!映画『きっと、星のせいじゃない。』予告編パート2
映画『きっと、星のせいじゃない。』予告編
映画『きっと、星のせいじゃない。』テレビスポット「今日が愛しい編」(30秒版)
映画『きっと、星のせいじゃない。』テレビスポット「今日が愛しい編」(15秒版)
映画『きっと、星のせいじゃない。』テレビスポット「感動コメント編」(15秒版)

写真ギャラリー

Twentieth Century Fox Film Corporation / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

  • 映画『きっと、星のせいじゃない。』ポスター
    ポスター
  • 映画『きっと、星のせいじゃない。』チラシ
    チラシ
  • 映画『きっと、星のせいじゃない。』チラシ
    チラシ

スタッフ

日本版イメージソング: AAA

キャスト

ブログン投稿ブログに投稿
  • FC2ブログに投稿!
  • ココログに投稿!
  • gooブログに投稿!
  • so-netブログに投稿!
  • exciteブログに投稿!
  • Bloggerに投稿!

『きっと、星のせいじゃない。』の映画ニュース

  • 人気海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」でカリー・トーレス医師を演じ、第12シーズンで降板した女優のサラ・ラミレスが、サイドの髪を刈り上げ思いっきりショートにした写...った髪を寄付したそう。 2014年には映画『きっと、星のせいじゃない。』の役づくりのために髪の毛を切ることにな...
  • アメコミ界の巨匠スタン・リーの人生が、『キングスマン』やロジャー・ムーア主演版『007』シリーズ風に映画化されるかもしれない。米20世紀フォックスが映画化の権利を取得...ーの人生を映画化したい意向だという。 『きっと、星のせいじゃない。』『メイズ・ランナー』のウィク・ゴッドフ...
  • 映画『X-Men』シリーズのスピンオフ作品『X-メン:ザ・ニュー・ミュータンツ(原題) / X-Men: The New Mutants』の脚本を、映画『(500)日のサマー』のスコット・ノイスタッ...キンバーグが製作する予定。監督は、映画『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーンがメガホンを取り、こ...

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • きっと、星のせいじゃない from エンターテイメント日誌 (2015年11月26日 16時48分)
    評価:A 原作小説の邦題は「さよならを待つふたりのために」。映画公式サイトはこち ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『きっと、星のせいじゃない。』0と1の間には無限の数字がある from 映画@見取り八段 (2015年3月4日 5時41分)
    きっと、星のせいじゃない。~ THE FAULT IN OUR STARS ~     監督: ジョシュ・ブーン    キャスト: シャイリーン・ウッドリーアンセル・エルゴートローラ・ダーンサム・トラメルナット・ウルフウィレム・デフォー 公開: 2015年2月20日 2015年2月23日。劇… ...[外部サイトの続きを読む]
  • 『きっと、星のせいじゃない。』 (2014) from 相木悟の映画評 (2015年3月2日 10時49分)
    さわやかに胸に沈殿する、純愛ストーリー! 瑞々しい若手俳優の好演、人生訓を提示する物語性と、硬軟が融合したまばゆい青春映画であった。 本作は、ジョン・グリーンが友人をモデルに書き上げたベストセラー小説の映画化。全米で公開されるやサプライズ・ヒットをか... ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「きっと、星のせいじゃない。」 from prisoner's BLOG (2015年3月2日 9時37分)
    死病と闘う若者たちをダシにした催涙映画ではない、ヒロインが途中で切れている小説の続きを何としても知りたいとなんとアムステルダムに行くという寓話的なかたちで表現されている名もない平凡な人間は死ねば何も残さず消えさってしまうという事実にどう耐え対応するか、... ...[外部サイトの続きを読む]
  • きっと、星のせいじゃない。 (2014)  ★ from どんくらの映画わくわくどきどき (2015年2月26日 3時0分)
    いつ爆発するかもしれない難病を抱えた少女を自身も障害を持つ青年が好きになる。少女は尻ごみをするけれどおかまいなしにアプローチしてくる青年に心を開いていく。 最初からハッピーエンドでは終わらないだろうと思われる映画を観るのはつらい。でも、少女も両親も青年もくよくよしないで努めて明るくふるまっているのが救い。笑えるところも結構ある。 ふたりがデートする骨が並んだオブジェ「ファンキーボ... ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 映画
  2. 2015年2月16日の週の公開作品
  3. 『きっと、星のせいじゃない。』