シネマトゥデイ

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人生スイッチ
(C) 2014Kramer & Sigman Films / El Deseo
英題:
WILD TALES
製作年:
2014年
製作国:
アルゼンチン/スペイン
日本公開:
2015年7月25日
(ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)
上映時間:
配給:
ギャガ
カラー

チェック:『トーク・トゥ・ハー』などのスペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが製作を担当し、ひょんなことから窮地に立たされる男女6人の姿を描くコメディー。あることがきっかけで不運に見舞われる、ごく平凡な人々の姿をブラックユーモアを交えて活写する。『瞳の奥の秘密』などのリカルド・ダリンらが出演。まるで悪い冗談のように続く災難と、衝撃のラストに思わずうなる。

ストーリー:飛行機の乗客たちは、不思議なことに全員に共通点があり……(『おかえし』)。偶然にも自分が働く店を訪れた親の敵に遭遇した女性に、調理担当が料理に毒を入れることを提案する。さすがに毒はと戸惑うが……(『おもてなし』)。ドライバーは走る車もほとんどない道路で、追い越しを邪魔するボロ車を抜き去るが……(『エンスト』)。

人生スイッチ
(C) 2014Kramer & Sigman Films / El Deseo

映画短評

  • なかざわひでゆき
    ラテンの血が騒ぎまくる、怒りに駆られた人々の大暴走
    ★★★★★
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     分かりやすく言うならば、アルゼンチン版『バカヤロー!』。人生のスイッチ…というより怒りのスイッチを押してしまったばかりに、とんでもない事態に巻き込まれてしまう、もしくは引き起こしてしまう人々を全6話のオムニバス形式で描いていく。
     それにしてもみなさん、ラテンの血のなせる技なのか、怒りに駆らてからの大暴走の手に負えないこと(笑)。まあ、結局は誰もが後悔先に立たずと相成るんですけどね。
     痛烈なブラック・ユーモア精神と猪突猛進なハイテンションは、さすがペドロ・アルモドバルが製作を買って出ただけのことあり。自業自得な顛末に意外性はあまりないけれど、反面教師的な風刺小話集としては十分楽しめる。

  • 山縣みどり
    怒り爆発の是非を自問自答させられた
    ★★★★
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    日本でもアンガーマネージメントの認知度が高まりつつあるけれど、未熟な私は些細なことでイラつきっぱなし。歩きスマホとか歩道を疾走する自転車を見かけると額に「怒」マークが出る。小心なので心の中で舌打ちするだけのルサンチマンだが、もしも怒りを爆発させたら? この映画はそんな妄想を満足させてくれるユニークな試みが詰まっている。もちろんお国柄や文化の差に「?」と引く部分もあるが、怒りに共感する逸話では「いけ!」と尻馬に乗る。描き方によってはホラーになるところを笑いで包んだ監督のセンスに脱帽。猛暑でイライラする人が増えている夏、本作を見て、怒りを解き放つことの是非を自問自答してほしい。

  • くれい響
    やはり、他人の不幸は蜜の味
    ★★★★
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    『バカヤロー!』シリーズや「世にも奇妙な物語」の姉妹編的として放送された「悪いこと」を思い起こさせる、容赦なしのブラックコメディ6本立。男女の復讐劇アリ、愛憎劇アリ、『激突!』のオマージュアリと、カッチリとした統一性はないが、欲望むき出しで、やる気スイッチならぬ、人生スイッチを押したことで、一気にヤバい状況になる男女の顛末がテンポよく描かれる。日本で馴染のあるスターは出てないが、アルモドバルお墨付きの新鋭監督の腕は確かで、オチもさまざま。ネットで無料配信中の第1話のインパクトがデカすぎるあまり、後を引きずる可能性もあるが、後でどれが好きか、みんなで盛り上がれるのも一興である。

動画

あることがきっかけで人生の歯車が狂ってしまう!映画『人生スイッチ』予告編

写真ギャラリー

Sony Pictures Classics / Photofest / ゲッティ イメージズ

ポスター/チラシ

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スタッフ

製作総指揮: ペドロ・アルモドバル

キャスト

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