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ザ・デクラインIII

公式サイト:http://www.decline.jp
ザ・デクラインIII
(C) 1998 Spheeris Film Inc. All Rights Reserved.
英題:
THE DECLINE OF WESTERN CIVILIZATION III
製作年:
1998年
製作国:
アメリカ
日本公開:
2016年4月2日
(新宿シネマカリテほか)
上映時間:
提供:
キングレコード
配給:
ビーズインターナショナル
ビスタサイズ/モノラル

チェック:『ザ・デクライン』『ザ・メタルイヤーズ』に連なるロサンゼルスの音楽シーンをフィーチャーした3部作で、1990年代におけるある種の若者に迫る音楽ドキュメンタリー。ハードコアパンクの精神とライフスタイルを保ちながらアンダーグラウンドに行き着き、社会から脱落していった“ガター・パンクス”の姿に密着。前2作に続きペネロープ・スフィーリスがメガホンを取り、 Final Conflict や元 Black Flag のキース・モリスなどが出演。ハードコアに生きるガター・パンクスの厳しい現実が捉えられている。

ストーリー:1980年代にロサンゼルスで生まれたハードコアパンクのメンタリティーを受け継いだ人々は、1990年代に入るとその精神性とライフタイルを保ったまま、アンダーグラウンドに生きるようになった者も少なくなかった。廃屋に不法に住み着き、社会に対する怒りを抱え、仲間と共に支え合いながらその日を生きるガター・パンクスの姿に迫る。

ザ・デクラインIII
(C) 1998 Spheeris Film Inc. All Rights Reserved.

映画短評

  • なかざわひでゆき
    '90年代パンクキッズの生き様に格差社会アメリカの病巣を見る
    ★★★★
    »読む«閉じる

     L.A.ロックシーンの移り変わりをカメラに収めた三部作の最終章は、’90年代半ばのハードコア/パンクにフォーカス。1作目のアングラな反骨精神へと原点回帰している。
     そこに映し出されるのは、仲間同士で肩を寄せ合うホームレスのパンクキッズ。虐待やイジメなどで家族から見放され、貧困と差別のため社会からドロップアウトした彼らは、パンクに己のアイデンティティを見出し、資本主義の偽善や理不尽に対する怒りを音楽へと託す。
     アメリカの深刻な格差社会はリーマンショック以降の問題として語られがちだが、その遥か以前から歴然と存在していたことがよく分かる。音楽映画の枠を超えた骨太な社会派ドキュメンタリーだ。

  • 森 直人
    『神様なんかくそくらえ』につながる苛酷な現実
    ★★★★★
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    幻の一本だった三部作の完結篇がついに日本公開。「社会学」的にはコレが最も傑作だろう。被写体は96~97年のL.A.で路上暮らしをしているガター・パンクス(もはや音楽のジャンルではない)。アティテュードではなくリアルな「ノー・フューチャー」の青春群像。パンクは生き難き若者達の最終的な受け皿のコミュニティだ。

    レッチリのフリーなど「成功者」も証言者として登場するが、「5年後はどうなってる?」というスフィーリス監督の質問に大勢が「もう死んでるよ」と答える。そして「ホームレスと虐待された子供たちを支援します」とのテロップ。これはストリートという言葉に甘美な響きがあった時代の“終わりの始まり”である。

動画

ロサンゼルスの音楽シーンを取り上げたドキュメンタリー第3弾!映画『ザ・デクラインIII』予告編

ポスター/チラシ

  • 映画『ザ・デクラインIII』ポスター
    ポスター
  • 映画『ザ・デクラインIII』チラシ
    チラシ
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