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神聖なる一族24人の娘たち

公式サイト:http://24musume-movie.net/
神聖なる一族24人の娘たち
英題:
CELESTIAL WIVES OF THE MEADOW MARI
製作年:
2012年
製作国:
ロシア
日本公開:
2016年9月24日
(シアター・イメージほか)
上映時間:
配給:
ノーム
カラー/DCP

チェック:ロシア西部のヴォルガ川流域にあるマリ・エル共和国に暮らし、長年にわたり独自の言語と文化を受け継いできた特異な民族、マリ人の説話をモチーフにした異色作。名前の頭文字がOである24人の女性たちの生と性にまつわる奇妙な物語を、四季の移ろいと共にみずみずしい映像で描く。ロシア出身のアレクセイ・フェドルチェンコがメガホンを取り、脚本を作家で民俗学者のデニス・オソーキンが手掛ける。

ストーリー:500年にわたり独自の言語と文化を継承し続け、自然を崇拝する民間伝承が根付いている特異な民族マリ人。理想の夫を見抜く力を付けるためにキノコの形を観察するオシュチレーチェ、夫に恋した森の精霊に呪いをかけられてしまうオロプチーら、名前がOから始まる女性たちの生と性にまつわる物語がつづられる。

神聖なる一族24人の娘たち

映画短評

  • なかざわひでゆき
    パゾリーニを彷彿とさせるウラル民族版「デカメロン」
    ★★★★★
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     ロシアの少数民族マリにスポットを当てた本作は、マリ人の女性たちの大らかで逞しい“生”と“性”にまつわる艶話を集めた、さながらウラル民族版「デカメロン」といった様相を呈している。
     男の幽霊にかどわかされ全裸で踊り狂う若い娘たち、華奢な痩せた姪っ子を自分のような豊満バディにしようとまじないをかけるおばさん、夫に横恋慕する醜い森の精霊に呪いをかけられた若妻。その滑稽で風変わりな逸話の数々から、キリスト教文化圏とは異なる土着的なマリの伝統文化を伺い知ることができる。
     パゾリーニ作品を彷彿とさせる生々しさは好き嫌いが分かれるかもしれないが、民俗学的にとても興味深い作品であることは間違いない。

  • 平沢 薫
    白い光、鮮やかな色の娘たち
    ★★★★★
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     光は白い。その白く冷たい光の中で、娘たちの髪や衣装の赤や青が、明るく鮮やかに目に映る。その色彩だけで、そこが異世界であることが分かる。この北の土地では、人々は自然と一体化して暮らしていて、娘たち24人が紡ぐそれぞれの物語は、みな味わいは異なるが、どれもが民話のように古来からそこにあるものと、今ここの日々の暮らしを分ける境界線が失われている。ここでは生と性は同じものなので、彼女たちの物語はみなどこかで性とつながっているが、ここでの性は自意識や恋愛とはほとんど関係がなく、陽光の中にあるおおらかで清浄なものだ。映画終了後も、白い光、広がる大地、そこを吹き渡る風、そして娘たちの鮮やかな色彩が残る。

写真ギャラリー

ポスター/チラシ

  • 映画『神聖なる一族24人の娘たち』ポスター
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前売券特典

  • 映画『神聖なる一族24人の娘たち』特製ポストカードセット
    特製ポストカードセット

※数量や販売期間が限定されていたり、劇場によっては取扱が無い場合があります。


スタッフ

原作・脚本: デニス・オソーキン
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